【ソフトバンク】ドラ2杉山一樹、しごき歓迎「Mなんです」

スポーツ報知
工藤監督を中心にガッツポーズする新入団選手たち(カメラ・岩下 翔太)

 ソフトバンクのドラフト2位・杉山一樹投手(21)=三菱重工広島=が6日、工藤監督に“異例”のお願いを申し出た。福岡市内のホテルで行われた新入団選手発表会見に出席。「M(マゾ)なんです」と明かした右腕。ランニング量の増加などハードな春季キャンプを予告している指揮官に「楽しみ」と、しごきを歓迎した。

 社会人時代も、現役時代は広島、阪神で活躍した町田公二郎監督の厳しいトレーニングに耐え、プロへの道を切り開いた。「例えば筋肉痛なのに連投してる自分とか。7連投して『ヤバっ』て思ったり。自分に酔っている自分が好き」と変わった自己愛をアピール。「自分の良さを生かせるのは後ろ(リリーフ)だと思う」。加治屋、森に加え来季はサファテ、岩崎が復帰。壁は高くなるが、自身を厳しい環境に置くことで自称「M男」は成長し、激しい開幕1軍争いに勝ち残る。(戸田 和彦)

 ◆ドラ1甲斐野は166キロに色気

 ドラフト1位の甲斐野が日本球界最速の更新に意欲をみせた。阪神・藤川の「火の玉ストレート」に憧れ、最速159キロ右腕にとって球速にはこだわりを持つ。「出したい気持ちもある。166キロ出たらやばいですよね」とエンゼルス・大谷が日本ハム時代の2016年に記録した165キロ超えに色気。「魅力ある選手になりたい」と将来の守護神候補は力を込めた。

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