【阪神】オリックスからFA宣言した西が阪神入りを表明 3度目の交渉で決断 「お世話になると決めました」

スポーツ報知
交渉後に行われた会見で阪神入団を表明した西

 

 オリックスから国内FA権を行使した西勇輝投手(28)が7日、阪神への移籍を表明した。この日、大阪市内で阪神と3度目の交渉に臨んだ。阪神からは矢野燿大監督(50)が出席した。

 45分間の交渉を終えた西は「阪神タイガースにお世話になると決めました。何とかチームの勝利に貢献できるよう、1イニングでも長く投げたいです」と意気込みを語った。

 西はプロ入りから10年間、オリックスでプレーし、最近5年で4度の2ケタ勝利を挙げた。FA宣言当初から残留を求めるオリックスと、獲得に名乗りをあげたソフトバンク、DeNAと争奪戦を展開。阪神とはこれまで2度交渉し、この日が3度目の交渉となった。

 西に直接熱意を伝えた矢野監督は「心強いし、すごくうれしいと思います。一緒にファンを喜ばせたいと伝えました」。自身は前日の6日が誕生日で「1日遅れの誕生日プレゼントを頂きました」と喜んだ。

 近日中に入団会見が行われ、背番号は16となる予定。

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