【楽天】今江年晶、8年連続いわき訪問「子供に元気もらっている」

スポーツ報知
野球部の生徒に身ぶりを交え打撃指導する今江

 楽天の今江年晶内野手(35)は11日、東日本大震災で大きな被害を受けた福島・いわき市の湯本第一小学校、磐崎中学校などを訪問した。いわき市訪問は震災が起きた2011年オフから続けており、8年連続での実施となった。

 市長への表敬訪問に始まり、ワイナリー、小中学校への訪問、最後は中学生への野球教室まで行うハードスケジュールにも、笑顔が絶えなかった。「子どもたちに元気をもらっている。震災の3年後ぐらいから、風化的なところがあるので、こういうことを報じてもらうだけでも、ちょっとは違うと思う。続けていくことが大切」とうなずいた。

 子どもたちには、「まずは1つのことをやり抜くことが大切」と何かに打ち込むことの大切さを強調した。「僕も頑張っている姿をテレビで見てもらいたい。来年、紹介されるときに『頑張った今江選手です』と言ってもらえるようにやりたい」。来季も奮闘することで、多くの子どもたちに笑顔を届けていく。(山口 泰史)

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