【日本ハム】白村、移籍の大親友・高梨と1軍で投げ合う「僕の誕生日にいなくなるなんて…」

スポーツ報知
トレード移籍する高梨に負けない活躍を誓った白村

 日本ハムの白村明弘投手(27)はヤクルトへトレード移籍する同期入団の高梨裕稔投手(27)を惜別。同い年でライバルだった右腕に負けない活躍を誓った。

 親友のぶんまで活躍することがはなむけになる。札幌市内の室内練習場。白村は、高梨との思い出を振り返りながら言葉を振り絞った。「僕の誕生日にいなくなるなんて、友達不幸ものっすよ」。自身の27歳の誕生日だった11日に、同期入団の高梨のヤクルトへのトレード移籍が発表。「あいつが活躍したかったぶん、僕がウチで活躍しないと」と右腕の胸に強い決意が生まれた。

 過ごした時間は誰よりも長かった。同い年で大学出身の投手。トレード決定後、2人だけで送別会を開いた。「北の勝」という根室産の日本酒をあおりながら、思い出や今後について語り合った。故障もあり、今季は2軍暮らしが続いた白村。それだけ来季にかける思いは強い。「シーズン中、会うこともあると思う。鎌ケ谷で会うのはイヤ。戸田(ヤクルトの2軍球場)もイヤ」。北の大地で力を磨いた2人。勝利をかけて1軍の舞台で投げ合う姿を、ファンも期待しているはずだ。

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