【日本ハム】吉田輝星、桑田さん助言を胸に最多73球

スポーツ報知
ブルペンで帽子を飛ばす力投を見せた吉田輝星

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が19日、今キャンプ6度目のブルペン入りをし、最多の73球を投じた。制球にばらつきがありながらも、力を入れ始めた終盤はミットの快音を響かせた。16日の紅白戦で実戦デビュー後、初ブルペン。「バランスと体重移動をスムーズに力強くすることを意識してやりました」と振り返った。

 18日にTBSの番組収録で桑田真澄氏(50)=スポーツ報知評論家=と対談。直球を磨くことの重要性を説かれ「いろんな体の使い方変えてみたりして、このフォームは良かったな、っていうのを探り探りやってました」としっくり来る形を求めて試行錯誤した。

 休日を挟み、21日から最終クールに入る。22日にはシート打撃に登板し、23日に2軍キャンプ打ち上げ。以降は鎌ケ谷に戻り、3月2日から始まる教育リーグに臨む見通しだ。この日、誕生日だったドラフト3位・生田目のお祝いは「あっち(鎌ケ谷)に帰ってから(新人)みんなで買おうかって言ってます」とニッコリ。「試合の感覚もつかめてきている。あとは自分が納得するフォームにできるだけ近くなるようにやっていきたい」と次回の実戦登板を見据えた。(秦 雄太郎)

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