「松坂ルール」への第一歩か 再発防止へセ理事会でファン対応が議題に

スポーツ報知
中日・松坂

 セ・リーグは20日、那覇市内で理事会を行い、各球団から現状のファン対応のあり方などが報告された。今キャンプでは中日・松坂大輔投手(38)がファンとの接触によって右肩を痛める事案があったばかり。今後の対応や再発防止に向け、各球団が現状を共有した。

 セの鈴木理事長(広島)は「今までの(ファン対応の)やり方を報告していただいた」と説明。松坂のケース以外でも悪質な例が報告されたという。各キャンプ地によって安全性の確保の仕方はそれぞれのため、まずは球団ごとのファン対応の現状を共有した形。悪質な事例に関し、同理事長は「きっちり対応していきたい」と話した。ファンサービスと選手の安全のバランスをどうするか、今後も検討を重ねていくことになりそうだ。

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