【中日】読谷村に室内練習場を新設 フットサルコート3面分

スポーツ報知
キャンプにバットが間に合わず、平田らから貰ったバットを使う石橋康太

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=のフィーバーに沸く2軍キャンプ地の沖縄・読谷村(よみたんそん)に、室内練習場を新設する計画があることが20日、分かった。2012年から構想がスタートし、現在は関係機関と調整中。数年後に完成予定となっている。

 現在はキャンプ期間中だけ球場横に仮設で室内練習場が建設される。雨が降れば、広さの面で練習メニューが制限されるが、フットサルコート3面分の広さを誇る新施設が完成すれば、その心配も必要なくなる。

 チーム全体にも好影響を与えそうだ。1軍キャンプ宿舎から球場がある北谷までは早くても車で40分かかる。同宿舎から約10分の距離にある読谷に十分な広さの施設ができれば、1軍選手も休日でも本格的に練習できるようになる。

 読谷村では今年1月、約8000万円をかけて最新鋭のトレーニング室を建設。サッカーJ1鳥栖や7人制ラグビー男子日本代表の合宿も誘致し、読谷村の担当者は「早期に着手したい。良い施設があるということをPRできたら」と充実化の狙いを明かした。今キャンプの読谷は集客が1軍を上回った日もあった。根尾効果もあり、認知度は上昇中だ。(長尾 隆広)

野球

×