【日本ハム】侍・稲葉監督、他球団007がうなる清宮2年目の「立ち姿」 楽天戦で“1号”&5打点

スポーツ報知
初回に中越え3ラン本塁打を放った清宮幸太郎は(左から)大田泰示、石井一成に迎えられ笑顔

◆練習試合 日本ハム12ー4楽天(21日・金武)

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が楽天との練習試合(金武)に「6番・一塁」で出場し、今季1号を含む3安打5打点と2年目の進化を印象づけた。

 初回は1ボール2ストライクからフルカウントに持ち込み、バックスクリーン右へズドンと3ラン。2回には右翼ポール際への特大ファウルの後、コンパクトに2点適時打を中前へ運んだ。4回にも右前安打を放ち、3安打5打点。3月9、10日のメキシコ戦(京セラD)で清宮を初めてトップチームに選出し、この日の練習試合を視察した侍ジャパンの稲葉監督、ネット裏に陣取ったライバル球団のスコアラーが異口同音に口にしたのは、打席でのたたずまいだった。

 侍ジャパン・稲葉監督「打席での立ち姿を見ていても去年と今年では(違う)。立ち姿がすごくいい構えと言いますか、堂々としている。後ろから見て、そういうものが見られますね」

 西武・千原スコアラー「何と言うか、打席で雰囲気が出ていますよね。投げ手が嫌がるような雰囲気がありますね」

 稲葉監督はプロ2年目での慣れが、打席で醸し出すものにつながっているのでは―とも指摘した。ルーキーイヤー昨季は打率2割、7本塁打だったスラッガーが、一気に飛躍する予感を漂わせている。

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