【楽天】右足首捻挫の田中が開幕1軍に意欲も複雑な胸中を吐露

スポーツ報知
休日返上で調整した楽天・田中

 右足首捻挫で別メニュー調整を続けている楽天・田中和基外野手(24)が15日、静岡・草薙球場で、休日返上でコンディショニングを行った。ジャンプと着地を繰り返すなどして、患部の状態を確認。「まだまだ自分のプレーができるような感じじゃない。でも、できるようにしたい。2つの気持ちがあって変な感じですね」。焦りと不安が入り交じった複雑な心境を明かした。

 3月1日の台湾・ラミゴとの国際親善試合(台北)で右足首を負傷。選ばれていた侍ジャパンを辞退し、リハビリを行ってきた。12日の静岡遠征から1軍に帯同し、短距離ダッシュやキャッチボール、外野ノック、打撃練習をこなすなど順調な回復ぶりを見せ、「予定より早く動けてます」と明るい表情を見せていた。

 だがこの日、「怖さや痛みというより、約2週間、体を動かしてなかった違和感がある。まだベースランニングや守備とかも全然やってないし、ひねりが入る動きにも不安があります」と打ち明けた。

 それでも、開幕1軍については「僕自身は行けると思ってます」と自らに言い聞かせるように話した。徐々に状態を上げ、20日からのオープン戦ラスト5連戦での実戦復帰を目指す。

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