泉州阪堺が総合優勝で2連覇達成…第9回南大阪運動会

スポーツ報知
総合力を発揮した泉州阪堺が2連覇を達成

 年末恒例の「南大阪運動会」が昨年12月17日、大阪市内で行われた。日頃の練習や試合とは違った楽しさを満喫し、選手、保護者、指導者らが一体となって笑顔でグラウンドを駆け回った。

 第9回南大阪運動会は大阪・大正区の鶴浜グラウンドで開催され、大阪南支部・中学生の部11チームの選手233人と保護者ら計500人が、熱い声援で寒波を吹き飛ばした。参加者はチーム間のライバル心も忘れ、演技に一喜一憂、珍プレーに笑い転げるなど楽しい一日を過ごした。

 トラックで活躍の泉州阪堺が総合優勝し、2連覇を達成した。泉州阪堺は最後のチーム対抗リレーで完勝。堺を逆転し、トップに立った。アンカーの尾鼻は「連覇を目指し頑張りました」。50メートル走で1位の藤井は陸上部所属で「学校の練習で150メートルダッシュを15本こなしている。最高です」。2位の真柴も「坂道ダッシュの練習が実った」と満足そうに振り返った。

 2000メートルマラソンは大正・住田、大阪泉南・山口、泉州・上が競り合い、最後の1周でトップに立った住田がガッツポーズでゴールイン。「スタミナをためて最後に備えた」。1年生の上は「1周間違え、力を抜いた。あれがなければ(優勝)」と悔しそうだった。

 綱引きA組優勝の堺・野村主将は「日頃の練習モットー『先心後技』が生きた。想定外の総合準優勝で、春に向け弾みがついた」と、早くも次を見据えていた。

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