枚岡、延長8回タイブレーク制し初優勝…第12回東大阪市新人親善野球大会

スポーツ報知
初優勝を飾った枚岡ナイン

◆第12回東大阪市新人親善野球大会 ◇中学1年生の部▽決勝 枚岡ボーイズ7―3東大阪花園ボーイズ=延長タイブレーク(3日・花園セントラルスタジアム)

 東大阪市新人親善野球大会は決勝戦が行われ、枚岡ボーイズが4連覇中だった東大阪花園ボーイズ(東大阪若江ボーイズ含む)を下し、初優勝を飾った。

 大熱戦を最後まで守り抜いた枚岡ナインが、初の栄冠をつかんだ。「選手たちがよく頑張ってくれた」。優勝に沸くナインを井上監督はねぎらった。

 タイブレークとなった延長8回。1死満塁から6番・萩原が押し出し四球を選び、2死後、安山が中前2点打。その後も攻撃の手を緩めず、一挙5点を挙げた。その裏、2死から1点を失ったが、最後は中前の当たりを、素早い処理で二塁封殺。鉄壁の守りでしのぎ、競り勝った。

 初回に2点を先制したが、その裏、1点を返されると、2番手・迫が登板。3回1死一、三塁から右前への打球で同点とされたが、右ゴロに仕留め、最小失点で食い止めた。「打たせて取っていこうと思っていた」と迫。その後もバックは再三の好プレーを見せた。

 主将の島津も「声を出して、元気を出せた。ゴロでつないだりできた」と満足そう。それでも「まだ野手の間のフライを落としたりするので、しっかり守れるようにしたい」と言えば、迫も「いい投球をして、チームももっと声出せるようにしたい」と油断はない。

 井上監督も「この優勝で意識も変わってくるのでは。個々の力を伸ばしていけたら」と今後の成長に期待した。

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