堺、投打がかみ合い好発進!…第48回春季全国大会大阪南支部予選

スポーツ報知
豊島(右)が貴重なソロ弾を放ち、盛り上がる堺ナイン

◆第48回春季全国大会大阪南支部予選 ◇中学生の部▽1回戦 堺ボーイズ3―1大正ボーイズ(17日・太子グラウンドほか)

 「第48回春季全国大会」(3月26~30日、東京・大田スタジアム)は大阪各支部で予選が始まり、大阪南支部では、投打がかみ合った堺ボーイズが快勝発進した。

 投打の歯車がかみ合った堺が、初戦突破を決めた。2回、4番・野村の中前打を足掛かりに、1死三塁から6番・木村が中前適時打。同点の3回には片山の右前適時打で勝ち越すと、4回、先頭の5番・豊島が強振した打球は強風にも負けず、左越えへ。ソロアーチで貴重な追加点を挙げた。豊島は「打ったのは高めのストレート。手応え十分でした。風が強かったので入るか心配したけど、よく伸びてくれた。うれしいです」と会心の笑みを浮かべた。

 投げては先発・米田が安定した制球を武器に、1失点完投。植村監督は開口一番「米田のピッチングにつきます。1週間前、練習試合で1回に13点を取られてノックアウトされたので、投げさせるのを考えたが、よく投げてくれた」と手放しで喜んだ。さらに「強風も先週と同じ条件でことごとく打球を捕れなかった。この1週間フライを打ち上げ、風対策も万全でした」と、チームとしての準備も実った。

 米田は「真っすぐが走っていた。風が強かったのでコントロールに気をつけ、コーナーに投げ分けた」と前週の経験を生かし、1回戦突破に大きく貢献。攻守で磨きをかけた堺ナインが、春の大舞台を目指す。

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