大阪八尾、投打で圧倒!4年連続出場決めた…第48回春季全国大会大阪中央支部予選

スポーツ報知
優勝した大阪八尾の選手たちは1番と指を立て大喜び

◆第48回春季全国大会大阪中央支部予選 ◇小学生の部▽決勝 枚岡ボーイズ0―6大阪八尾ボーイズ(2月24、25日・久宝寺球場ほか)

 「第48回春季全国大会」(3月26~30日、東京・大田スタジアム)大阪中央支部予選・小学生の部は大阪八尾ボーイズが制し、4年連続21回目の出場を決めた。

 勝利の瞬間を見届けたマウンド上の大阪八尾・杉村は、高々と会心のガッツポーズを決めた。駆け寄ったナインが歓喜の輪を作った。大阪八尾が枚岡に完勝し、4年連続で春の全国大会に駒を進めた。

 初回、先発を務める1番・杉村が右前打で出塁すると、ナインの闘志が燃え上がった。二盗などで1死三塁とし、主将の3番・高萩が先制適時打。4番・松井も適時打で続き、2点を先取した。女房役の松井は「単打でいい、走者をかえし、投手を楽にさせようと思った」。5回にも適時二塁打を放ち「最高です」と笑った。

 2回も1死満塁からの併殺崩れで、相手守備陣が一塁へ悪送球すると、一塁走者の杉村が快足を飛ばし、一気に本塁を突いて4点目。投げても「悔いのないように思い切り投げた」(杉村)と、毎日のシャドーピッチングと300本の素振りで鍛えたスタミナは最後まで衰えず、枚岡打線を完封した。

 表彰式後、ナインに胴上げされた杉村は「全国では、みんなから信頼される投球をしたい」。高萩主将は「全員が初戦から実力を発揮し、互いにカバーしあえた。東京でも流れは絶やさない」と、大舞台に胸を膨らませた。

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