浜田、劇的なサヨナラ勝ちで優勝…第25回中四国春季大会山陰支部予選

スポーツ報知
優勝した浜田ナイン

◆第25回中四国春季大会山陰支部予選 ◇中学生の部▽決勝 浜田ボーイズ4―3八頭ボーイズ(14、15日・東出雲中央公園野球場ほか)

 「第25回中四国春季大会山陰支部予選」は浜田ボーイズが八頭ボーイズにサヨナラ勝ちし、優勝した。

 浜田が劇的なサヨナラ勝利で優勝した。

 初回に1点を先取されたが、その裏、内野安打で出塁した1番・秋田が足を生かして二、三盗。3番・笹田の中越え二塁打ですぐさま追いついた。2回にもリードを奪われたが、直後にヒットで出塁した8番・佐々木を確実に送り、秋田が中前適時打。さらに二、三盗を決め、勝負強い笹田が中前にはじき返した。

 しかし、「何回となく得点のチャンスがあったが生かし切れなかった」と、6回までの12残塁を照喜名主将は反省。それでも7回、八頭の攻撃を3人で抑えると、その裏、しぶとくボールを選んで2者が出塁。この日無安打の西川が中越えのサヨナラ打を放ち、決着をつけた。

 西川は「カーブだったが、ここで決めると強い気持ちで打席に入った。ヒットが出ていなかったので、最後に最高の場面で打てて良かった」と、ナインから手荒い祝福。2回途中からリリーフした宮本は4回に1点こそ与えたものの、7回まで好投。2週間ぶりのマウンドも「5回頃からストレートが走りだして波に乗れた」と快投を披露し、満足そうに振り返った。

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