高砂宝殿、5回コールドで初戦突破…第10回関西さわやか大会

スポーツ報知
初戦を突破し意気上がる高砂宝殿ナイン

 ◆第10回関西さわやか大会 ◇中学1年生▽2回戦 高砂宝殿ボーイズ8―1明石ボーイズ(19、20日・神戸ボーイズ専用グラウンド)

 「第10回関西さわやか大会」は1、2回戦などが行われ、高砂宝殿ボーイズが5回コールドで初戦突破を果たした。

 初回から打者12人で一挙6点を奪った高砂宝殿が5回コールド勝ち。2回戦へと駒を進めた。1イニングで2点二塁打を含む2安打をマークした1番・川合主将は「点が欲しいところで打線がうまくつながった。次も先取点を取って流れを引き込みたい」と次戦に胸を躍らせた。

 3回にも2番・寺岡の適時二塁打で1点を追加し、大量リードに守られた先発・田中は、直球を主体に織り交ぜるカーブが効果的に決まり、凡打の山を築いた。しかし、連続四球から内野ゴロの間に1点を与えた4回は「走者を気にしすぎて腕が振れなくなった。自分のリズムを大事にして、テンポ良く投げるようにならないと」。4回を無安打に抑えながらも反省を口にした。

 5回は救援の片野が無失点に抑えると、その裏、9番・森が「イメージ通りうまくミートできた」と、3本目の安打は左翼線に運ぶ二塁打に。1死後、寺岡が外角球を振り抜くと、打球は左中間へと弾んだ。2打席連続の適時二塁打で決着をつけた寺岡は「直球なら打とうと決めていた。ボール球だったけど、芯に当たってよく飛んでくれた」と輝きを放った。

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