大阪柴島、大会初優勝へ向けて快勝発進…第31回大阪みなづき大会

スポーツ報知
大阪柴島ナインは主催大会の初優勝へ向け元気いっぱいだ

 ◆第31回大阪みなづき大会 ◇中学生の部▽2回戦 大阪柴島ボーイズ6―1滋賀草津ボーイズ(27日・万博記念公園野球場ほか)

 「第31回大阪みなづき大会」が開幕し、大阪柴島ボーイズなどが快勝発進した。

 ホストチームの大阪柴島が、一気の攻勢で快勝スタートを切った。3回、9番・松村の安打と四球で無死一、二塁。2番・佃のバントが一塁送球ミスを誘い、松村が生還した。この1点が大きな流れを呼び込んだ。

 その後満塁とし、7番・伊藤の犠飛、8番・渡辺の2点適時打など打者一巡の攻撃で6得点。勝負強い打撃を見せた渡辺は「追加点を取りたかった。打席では、芯に当てることを心がけているが、バットの根っこに当たってヒットになった。ラッキーです」と笑顔を見せた。

 大量リードをもらった先発・西脇も「先頭打者を出さないように気をつけた。自分のいい球で全球勝負した」と切れのいいスライダーなどを駆使し、6回を4安打1失点。相手にスキを与えない好投だった。

 目標の大会初Vに加え、来月始まる選手権大会の支部予選に向け、存在感をアピールした。「春の予選で打たれ、みんなに迷惑を掛けたので、チームが波に乗れる投球ができたらいいです」と西脇。佃主将は「好機に打線がつながらないところもあったが、チームは盛り上がっている。この勝利をきっかけに、優勝と夏の予選を頑張ります」と元気に宣言した。

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