湖南、2年連続全国出場決めた!…第49回日本少年野球選手権大会滋賀県支部
スポーツ報知
◆第49回日本少年野球選手権大会滋賀県支部 ◇中学生の部▽決勝 湖南ボーイズ5―4滋賀南郷ボーイズ(16、17日・湖東スタジアムほか)
「第49回日本少年野球選手権大会」(8月2~6日、大阪シティ信用金庫スタジアム)の滋賀県支部予選は湖南ボーイズが優勝。2年連続の全国出場を決めた。
個々の自信と仲間への信頼感を誇る湖南が、2年連続の滋賀県支部代表の座をつかんだ。
準決勝は序盤に猛攻を見せ、6回コールド勝ち。迎えた決勝戦は初回、硬さから守備の乱れもあって2点を失ったが、先発・樋上は「5点までは大丈夫」と粘りの投球を披露。「力のあるチーム。まったく心配はしなかった」という木元監督と思いは同じだった。
打線も3回に無安打で2点を返すと、2点ビハインドの5回には2四球と、2番・田井の左前打で無死満塁。ここで3番・樋上が中前適時打を放ち、1点差とした。1死後、5番・坂の押し出し死球で追いつくと、その後、相手バッテリーのミスで試合をひっくり返した。
樋上は持ち前の速球と変化球を織り交ぜ、7回を4失点、7奪三振の完投勝利。準決勝で先発、決勝で先発マスクをかぶった坂は「全員の力で勝てました。全国でも守備からリズムをつくり、フルスイングで得点する湖南らしい野球で」と言えば、樋上も「打って余裕を持って勝つ試合を」と、全国大会での活躍を誓った。