引き良し!味良し!姿良し!ホウボウ祭りだ!…外房・犬吠埼沖

2017年3月16日11時0分  スポーツ報知
  • 酒井さんが釣り上げた40センチ級の良型ホウボウ(大盛丸で)

 外房・犬吠埼沖でホウボウが釣れている。外川港の報知指定・大盛丸の乗合船では、50センチオーバーの大型交じりでトップは37尾を記録。ホウボウと言えば、以前は沖メバルやハナダイ、ヒラメ釣りなどのゲスト扱いだったが、ここ数年は専門の乗合船が出る人気を集めている。アタリは明確で引きは強烈。食べても白身ながら脂が乗って絶品。釣ってよし、食べてよしのホウボウ釣りは、これからが最盛期だ。

 午前8時過ぎ、突然入れ食いモードに入った。犬吠埼沖水深73メートルに仕掛けを下ろしてオモリが着底。大きくしゃくって誘うと、竿先はすぐにガクガクと揺れ、追い食いを待てば大きく曲がって海面に突き刺さった。竿はバットの部分から曲がり、ガンガンと強烈に引き込んでくる。あまりに強い引きに「サメが食ったか」と不安が頭をよぎったが、水面に現れたのは、青緑色の美しい胸びれを羽根のように広げたホウボウ。45センチ、43センチ、40センチの良型が3尾掛けで上がってきた。

 右舷の船首近くで竿を出していた葛飾区の酒井英治さん(76)は、40センチ級の良型を釣り上げた。「ホウボウ釣りは久しぶりだったので、少し硬めの竿を持ってきてしまった。バラシが多かったけれど、引きが強いから面白いね」と笑った。左舷の船尾では、柏市の眞藤智さん(71)が、置き竿にしてのんびりと釣りながら30センチ級と40センチ級を2尾掛けで上げた。それでも「満足できない」と翌日も大盛丸に乗船。クーラーを満杯にした。

 大盛丸では、3月に入ってからホウボウ乗合船を開始。例年、犬吠埼沖を中心に水深40~50メートルを探るが、今季はこれまでやや深めの水深70メートルを狙っていた。釣果は多い人で30尾とまずまず。上田隆広船長(51)は「ホウボウの群れは広範囲にいる。もう少し浅場で釣れてくれるともっと数が伸びるのだが」と話していたが、取材日の翌日から願っていた水深50メートルで釣れるようになり、11日には50センチ級の大型が交じって今季最高の37尾を記録した。

 かつてホウボウは、沖メバルやハナダイ、ヒラメの陰に隠れた脇役だった。しかし、引きの強さと脂が乗った白身のおいしさから人気が高まり、ついに主役の座を射止めた。強い引きと絶品の味、2つの魅力を兼ね備えたホウボウ釣りは、4月ごろまで楽しめる。(高田 典孝)

 ◆めも ホウボウ釣りの近況、乗合船は外川港大盛丸(TEL0479・23・3362、ホームページはQRコード参照)。乗合船は午前5時集合で集まり次第出船する。料金は氷1個付きで9000円。サバの身餌は500円、エビ餌は600円。宿泊可。

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 平潟港第3隆栄丸(TEL0293・46・2133)。スロージギング船

 波崎港信栄丸(TEL0479・44・1224)

 飯岡港太幸丸(TEL0479・63・1902)

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