アユ釣りシーズン到来!20日に静岡・興津川から 関東・東海地方で順次解禁

2017年5月17日11時5分  スポーツ報知
  • 掛けたアユを取り込む(昨年の興津川の解禁風景)

 アユ釣りシーズンがやってきた。関東・東海地方では今月20日に静岡・興津川で開幕、同27日には同狩野川が解禁になる。気になる天然遡上(そじょう)は、今シーズンも神奈川・相模川が大量遡上に沸いている。栃木・那珂川、茨城・久慈川も好調だ。

 関東・東海の主要河川でトップスタートとなる今月20日解禁の興津川では、天然遡上の第1陣を3月3日に確認した。漁協組は「遡上量は例年並み」と見ているが、高瀬のオトリ店さかなや主人の望月啓志さん(79)は「今年は多い。昨年の4~5倍は上ってきているのではないか」と言う。下流域の承元寺堰堤(えんてい)と小島梨の木堰堤の改修工事により、遡上がスムーズになったのが要因のようだ。「5月に入ってからも20~30尾が群れになって上っていく様子が見える」(望月さん)とのことで、今シーズンは期待できそうだ。

 相模川(6月1日解禁)も例年通り、大量の天然魚が川を上っている。第1陣が4月3日に確認されて以降、神奈川県内水面漁業振興会の調べでは、5月10日までの遡上量は約1190万尾。昨年も4月1日から約1か月で1400万尾を記録しており、2年連続1000万尾超えの大量遡上になった。稚魚放流も海産、人工産を合わせて19トンが予定され、魚影の濃さは折り紙つき。今年も数釣りが楽しめそうだ。

 同じ6月1日解禁の那珂川も天然遡上が好調。茨城県水産試験場内水面支場の調査では、3月13日に河口で第1陣を確認した。これは昨年より10日早く、過去10年で最も早い。同22日には栃木・茂木町に到達している。5月10日に那珂川南部漁協組が行った調査では、天然魚はすでに12~13センチ級にまで育っていた。那珂川北部、南部の両漁協組ともに「遡上量も例年より多い」と見ている。

 このほか、6月1日に解禁される酒匂川や河津川、稲生沢川、安部川・藁科川、大井川、気田川といった相模湾、駿河湾に面している河川は軒並み「遡上は良好」のようだ。

 心配なのは狩野川(5月27日解禁)だ。5月9日の漁場調査では、大見川の小川橋周辺や本流の宮田橋周辺でまずまずの釣果が上がったが、そのほかの場所はあまり釣れていなかった。「天然遡上は例年並みの量」と漁協組では見ており、釣れ出すのは水温が本格的に上がる6月以降になるかもしれない。(高田 典孝)

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