今年も釣りタイ! マダイ50センチ…三重・石鏡

スポーツ報知
良型マダイを手に笑顔の大西さん

 伊勢湾口のウタセマダイ釣りは、水温の低下とともにポイントが浅場から深場に変わってきたようだ。マダイの型は良く、メジロやブリも釣れたり楽しみが多い。

 そんなウタセマダイ釣りを昨年末、三重・鳥羽市の石鏡港から出船する、報知フィッシングクラブ「幸徳丸」(船長携帯090・7303・5080)で楽しんだ。

 この日はウタセマダイ釣りと泳がせ&マダイ釣りの2隻体制。私はマダイ釣りを選んで、午前8時半に釣り座の抽選。右舷トモに入った。

 港を出ると寒い北西風が強く吹き、海上一面に白波が立つ“白猫が走る”状態。風波もあった。

 午前9時半頃、石鏡沖のポイントにイカリを入れて釣り開始。水深は70メートルと深い。ここでは前日に95センチのブリが2尾釣れたらしい。

 40号のオモリで仕掛けを下ろしたが、底潮は流れておらず仕掛けは止まったまま。すぐ、オモリを20号に変更。少しずつ移動するようにした。

 潮に乗せて10メートルほど送り込み、80メートルのところでようやくグイッと穂先を引き込むアタリが出た。そこそこの引きを見せて40センチ級のマダイが上がってきた。朱色に近い、濃いピンク色の魚体に浮かぶ、青磁色の小班点がキラキラと美しい。

 餌取りもいたから80メートルまで流すと仕掛けを上げて、手返し勝負。ボツボツと40センチ級のマダイを追加した。

巻き上げ誘ってグイーッと来た 潮が止まると、巻き上げ誘いが良くなった。底からゆっくり仕掛けを巻き上げると、15メートルも上げたところでグイーッと大きなアタリ。竿が胴からしなる引きで50センチジャストのマダイが釣れた。やはり、上のタナは良型だ。

 この日は皆さんが70~80センチのメジロを仕留めていたのに、私は釣れず。午後3時過ぎまでにマダイ13尾(28~50センチ)の釣果だった。

 別船の方では型の良いヒラメも釣れており、これからが楽しみだ。(報知APG・大西 満)

メモ ◇問い合わせ 「幸徳丸」(船長携帯090・7303・5080)へ。受け付けは午前6時~午後9時。

 ◇料金 一日便マダイ釣り乗合船(午前8時半集合)の料金は1人1万5000円(餌、氷付き)。

 ◇その他 一日便マダイ&ヒラメ釣り(午前8時半集合)もある。乗合料金は1人1万5000円(餌、氷付き)。半日便ヒラメ釣り(時間は午前か午後)もあり、乗合料金は1人1万2000円(餌、氷付き)。また、仕立船も平日5人から受け付け中。

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