イナダ入れ食い60尾超…西湘・真鶴沖

スポーツ報知
イナダでクーラーはあふれかえった(誠いち丸で)

 西湘・真鶴沖でイナダが入れ食いになっている。真鶴港誠いち丸(TEL0465・68・2432)では、午後船がコマセ釣りで狙い、6日のトップ62尾をはじめ、軒並み40~50尾の好釣果を記録している。クーラー満杯で早上がりになることも多い。サイズは50センチ前後で重量は1~1・2キロ級がそろっている。

 釣り場の水深80メートル前後。タナ(魚の泳層)はその日によってまちまちだが、船長が指示したタナにハリスの長さを足した水深にビシを下ろし、2~3回コマセを巻きながら道糸を巻き取り、指示されたタナにビシを合わせる。「イナダの活性は高いので、すぐに食ってくるよ」と斉藤裕船長は言う。

 イナダはコマセの煙幕の中に突っ込んでくる習性があるので、コマセを切らさずに釣っていれば、群れは散らずに入れ食いになる。ひとたびイナダの食いに火がつけば、あとは手返しに気をつけるだけだ。

 この食いがいつまで続くか、気になるところだが、「イワシの群れ次第」と斉藤船長は見ている。イワシの群れが入ってくると、イナダはそちらに付いていってしまい、姿を消す。今のところ真鶴沖に設置されている定置網には、イワシの群れが入っていない。当面は真鶴沖でイナダ釣りが楽しめそうだが、入れ食いを堪能したければ、早めの釣行がお薦めだ。

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