【晴山由梨きょうも釣り日和】東京湾で解禁になった「春告魚」 22センチ黒メバルゲット

スポーツ報知
由梨ちゃんが釣った22センチの黒メバル(伝寿丸で)

 タレントの晴山由梨(29)が、東京湾で黒メバル釣りを楽しんだ。2月1日から東京湾で解禁になった黒メバルは、別名「春告魚」。大田・羽田の報知指定・伝寿丸の乗合船で横浜沖へ出て“春探し”。生きたモエビを餌にして狙い、22センチ級の良型をゲットしたほか、カサゴも釣れて春らんまんを満喫した。

 毎年、2月に東京湾で黒メバル釣りが解禁になると、「冬も終盤に近づいているな~」と感じるのは私だけでしょうか? 「春告魚」とも言われる黒メバルですが、まだ沖に出ると寒さが辛い季節です。それでもやっぱり毎年この時期になると黒メバルに癒されたくなっちゃうんです。まん丸の黒目が可愛いいのですが、見た目からは想像できない力強い引きも魅力のひとつなんです。

 今回は餌に生きたモエビを使います。通称「エビメバル」です。ピョンピョン動くモエビを1匹取り、尾羽をカット。切り口からハリ先を入れ、2~3節通して背側に抜くのが基本のつけ方です。「モエビが死んで白くなったら黒メバルは食わないから、白くなる前にどんどん交換してね」と榎本健司船長(58)からアドバイスをいただきました。

 羽田を出て30分ほどで横浜沖に到着しました。水深は30メートル。榎本船長の合図で仕掛けを投入。オモリを底につけた状態で待ちながら、アタリがなければゆっくり持ち上げて誘い、またゆっくり静かに下ろしていきます。この日まず釣れたのはカサゴ。中には30センチ近い大型まで交じります。

 カサゴの連発ですっかり満足してしまいそうになりますが、今回の本命は黒メバル。黒メバルを釣っている人を見ていると、ほとんど仕掛けを動かしていません。船の揺れで仕掛けが浮いてしまわないよう、竿先を上下させて調節しています。それまで根掛かりが怖くて、ちょこちょこと仕掛けを動かしていた私も、勇気を出して真似してみることに。するとクククッと小気味よいアタリ。巻いてくると、この日初の黒メバルが姿を見せました。しかも22センチの良型です。あまり動かさない釣り方が功を奏したみたい。私にも“春”が来ました!

 この日は水温がグッと下がってしまい、黒メバルのご機嫌はあまり良くなかった様です。しかし、釣れてくる黒メバルは20センチ前後の良型ぞろい。まだ海の上は寒いのですが、皆さんもひと足早い春を感じに行きませんか?(タレント)

 ◆晴山 由梨(はれやま・ゆり) 1988年5月11日、鳥取市生まれ、29歳。広島大学教育学部卒。13年のフィッシングショーで4代目アングラーズアイドルに選ばれた。「3月8~11日に横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜で開催されるジャパンインターナショナルボートショー2018では、9~11日までヤマハのブースにいます。会いに来てくださいね」

 ◆めも 黒メバル・カサゴ釣りの近況、乗合船は羽田伝寿丸(TEL03・3744・5266)。乗合船は午前7時30分出船。料金は氷、餌付きで9500円(女性は半額)。駐車場あり。

 このほか以下の船宿からも乗合船が出る。

 金沢八景弁天屋(TEL045・701・9061)

 茅ケ崎港ちがさき丸(TEL0467・86・1157)。カサゴ船

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