浜新丸、生きエビでスズキ 引きは強烈!

スポーツ報知
富津沖で釣れた良型のスズキ

 東京湾・富津沖のスズキが好調に釣れている。富津港浜新丸(TEL0439・87・4967)の乗合船は、3月1日からスタート。生きエビ餌を使う東京湾伝統の釣り方で狙い、最近では17日にトップ10尾、翌18日には11尾と好釣果を出している。今シーズンはサイズがいいのが特徴だ。平均で55センチ、大型は65センチが釣れている。「腹太の魚が多いですね。なので、引きは強烈。5号のハリスを引きちぎっていく魚もいます」と濱名良男船長は言う。

 釣り場は富津沖水深13メートル前後。タナは出船前に船長が道糸に付けてくれる印に合わせればいい。全員が同じタナを釣るので、後は運を魚に任せてアタリを待つだけ。コンと竿先を引き込むアタリがあったら、竿先を下げ十分に食い込ませてから大きく合わせる。ここからがこの釣りの最大の魅力。ハリ掛かりしたスズキは左右に走ったり、下へ潜ったりと大暴れ。強烈なファイトを楽しもう。

 生きエビ餌で狙うスズキは、これまで潮の動いている時によく食っていた。しかし「今のスズキはイワシを追っているので、潮が動かなくても釣れます」(濱名船長)とのことで、小潮回りでも好釣果がでることがある。これからイワシなどの小魚を食ったスズキはさらに大きくなり、引きも力強さを増す。富津沖のスズキは秋口まで楽しめるが、今シーズンはすでに最盛期を迎えているようだ。

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