少年少女渓流マス釣り体験…大阪・高槻市

スポーツ報知
スタッフから指導を受けながらニジマス釣りにチャレンジする参加者

 「第22回少年少女渓流マス釣り体験」(主催・日本釣振興会大阪府支部)が7日、大阪・高槻市の芥川マス釣り場で開催され、スタッフとしてお手伝いした。

 大阪府内の児童・養護施設から招待された子供たちと付き添いの方、合計110人が参加。暖かい日差しの中、午前9時半から下条橋上下流で釣りを楽しんだ。

 子供たちは5~9人のグループに分かれてスタッフから指導を受けた。私は小学生の女子3人を担当。竿の持ち方や餌(イクラ)の付け方、仕掛けの投入方法などを教えた。

 魚が食うポイントは理解してもらったが、小学生では思った場所に仕掛けを入れるのが困難。子供たちと一緒に竿を持って「ほら、見ててね。もう食うよ」と、仕掛けを流しているとウキがピクピク…。「グーッとウキが引き込まれたら合わせてね」。息を合わせて掛け合わせたのは23センチほどの平均サイズ。ニジマスの強い引きに最初は戸惑っていたが、何とか自力で釣り上げることができて子供たちは大満足。同じ要領で、それぞれ3~8尾ほど釣ってもらった。

 しばらくするとイクラの餌に飽きたのか食いが渋くなり、餌をブドウ虫にチェンジ。平気でブドウ虫を付ける女の子を見て「将来の釣りガール候補を見つけた」と感激した。

 正午に無事、終了。今後も青少年が釣りを通して自然を楽しみ、健全な精神を育む活動に協力していきたい。(報知APG・峰松 茂美)

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