芦ノ湖でニジマス最高!「芦ノ湖トラウトチャレンジ2018」

スポーツ報知
40センチ級のニジマスを釣って大喜びの杉野美星さん(芦ノ湖で)

 神奈川・芦ノ湖で14日、スポーツ報知と日刊スポーツの合同企画「芦ノ湖トラウトチャレンジ2018」が開催された。この企画は大会でも、教室でもなく、参加者全員でニジマスの餌釣りを楽しもうというもの。参加者は湖尻の報知指定・AFCおおばからボートで出船、おおば桟橋沖で狙った。ゲストで参加した晴山由梨(29)が50センチのニジマスを釣ったほか、30~40センチ級が釣れるたびに湖上には参加者の歓声が響き渡った。

 ニジマスの餌釣りはお手軽だ。釣り場はおおば桟橋から20~30メートル沖の超近場。これならトイレなど所用で戻る時も楽だ。水深は11メートル。釣り方は簡単。オモリを底に着けてアタリを待つだけ。仕掛けはタックル図の通りだが、ハリのチモトに5ミリ角の発泡スチロールを付けているのが特徴。オモリは底に着いているが、発泡スチロールには浮力があるためにハリは少し浮く。そして餌のイクラやブドウ虫がゆらゆらと漂う。これがニジマスへのアピールとなる。

 お父さんの杉野一夫さん(51)と参加した美星さん(15)は、40センチ級のニジマスを釣り上げた。竿をグイグイと絞り込むニジマスの引きに美星さんは大興奮。「軟らかい竿を使ったので、さらに引きが強く感じられました。ニジマス釣りは初めてだったけれど、すごく面白かった。また参加したいです」と笑顔を見せた。

 この日は水温が少し下がったためか、ニジマスの活性はあまり高くなかったが、それでも群れが回遊してくると、バタバタと釣れた。小まめな誘いは逆効果でゲスト参加の晴山由梨は、ニジマスに殺気を感じさせぬよう置き竿にして50センチのニジマスを釣り上げた。午後からは多少活性が上がったのか、入れ食いになる場面もあった。

 釣りの後はお楽しみのバーベキュー。釣ったニジマスは手分けしてさばいて、ホイル焼きやマリネ、炊き込みご飯にした。どの料理のおいしく、参加者は口々に「最高」と言っていた。

 芦ノ湖はブラックバスやニジマス、ヒメマスなどルアーで狙い魚が多い。その一方でマス類は餌釣りでだれにでも簡単に楽しむことができる。もうすぐゴールデンウイーク。家族で箱根へ出掛け、芦ノ湖でニジマス釣りを楽しむというプランはいかがだろう。(高田 典孝)

 ◆めも ニジマス釣りの近況、ボートは湖尻AFCおおば(TEL0460・84・8984、ホームページはQRコード参照)。手こぎボートは1日2人乗りは3500円、3人乗り4500円。エンジン付きもある。入漁料は1300円(中学生以下無料)、年券1万6500円。

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