良型チヌ続出!…岡山・笠岡

スポーツ報知
大会で良型チヌを仕留めた西さん(左)と生駒さん。岡山・笠岡はチヌの魚影が濃い

 岡山・笠岡で21日に開催された「2018シマノジャパンカップ クロダイ(チヌ)釣り選手権地区大会」(中四国C大会)に西勲さん、上田泰大さんと参加した。

 早朝から多くの選手が集合。まず受付で抽選をすると私は102番、西さんは101番で真鍋島の尾島「南の角」へ一緒に上がることになった。

 午前6時半に開始。20メートルぐらい沖から深くなっていて、そこにまき餌を10杯ほど打ってポイントをつくった。ウキは0号。ゆっくりと沈めていく仕掛けでスタートした。

 全く刺し餌が取られない状態が続き、1時間ほどして初めてのアタリでフグが掛かった。その後、船着き場で釣り座を構えていた西さんの竿が、大きく曲がった。40センチ級のチヌが顔を見せたが、タモを伸ばした瞬間にハリ外れ。でも、西さんは直後に42センチのチヌを仕留めた。

 私の釣り座は、潮は水面では左、底では右に流れていた。まき餌を打つ位置や仕掛けの投入点を変えながら、加工オキアミや練り餌など刺し餌をローテーションさせた。

 潮の流れが少し変わった時、ウキが勢いよく入った。大きく合わせるとヒット。上がって来たのは43センチの本命だ。「やっと釣れた」とホッとした。

 正午前からは潮の流れがまるで激流のように速くなり、アタリはなくなった。

 結局、釣果は残念ながら1尾のみ。西さんは4尾だった。

 一方、他の磯ではよく釣れていた。同行の上田さんは35~48センチを18尾も仕留める大漁。今回は5尾の総重量で順位を競い、3位で予選を突破した。多くの選手が良型チヌを釣っていて、楽しめる場所だと感じた。(報知APG・生駒 浩史)

 ◆この日の餌 まき餌は生オキアミ3キロにマルキユーの「チヌパワー激重」を半袋、「チヌパワームギスペシャル」、「爆寄せチヌ」、「チヌパワーV10白チヌ」、「ニュー活さなぎミンチ激荒」を各1袋ずつ混合。刺し餌は同社の「くわせオキアミスーパーハードチヌ」、「くわせ丸えび丸呑みレッド」、「くわせ丸えびイエロー」、「高集魚レッド」、「エサ持ちイエロー」を使った。

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