源七丸で40センチの大イサキ 矢部清さんが2年ぶりV…報知フィッシングフェスタ

スポーツ報知
2年ぶりにイサキ大会を制した矢部清さん(源七丸で)

 報知フィッシングフェスタの釣り大会が6日、外房・片貝港の源七丸で行われた。大型3尾の重量で争った源七丸のイサキ大会は、足立区の矢部清さん(70)が2年ぶり2度目の栄冠に輝いた。

 源七丸のイサキ大会は、矢部さんが1・18キロ(3尾重量)で2位に260グラムの差をつけ、2016年以来2度目の優勝を勝ち取った。今大会の釣り場は太東沖。水深は32メートル。矢部さんはセオリー通り、底から3~5メートル上のタナを船宿仕掛けのカラーバリ3本仕掛けで狙った。すると開始直後、強い引きが竿を絞り込んだ。合わせると、重みはあったが、イサキ特有のグングンと強い引き込みはない。リールを巻いても素直に上がってきた。矢部さんは「大型のウマヅラハギか何か」と思っていたが、水面下に現れたのは、40センチを超すような大型イサキ。慌てて「タモ網をくれ」と周囲に声を掛け、無事に取り込むことができた。

 開始一投目で釣れた大型が勝負を決めた。矢部さんは「ハリス1・75号なので、取り込むまではハラハラドキドキでした。この1尾で入賞できるとは思ったが、他のイサキは平均サイズだったので、優勝できるとは思っていなかったです。2度目の優勝はうれしいですね」と話し、トロフィーと副賞を手に笑顔を見せた。

 ◆めも イサキ釣りの近況、問い合わせは片貝港源七丸(TEL0475・76・2002)。乗合船は午前4時集合、同4時30分出船。料金は氷、コマセ付きで1万1000円(女性、小学生以下は割引あり)。レンタルの竿、リールあり。

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