カスタムロッドで楽しさも釣果もアップ…釣り工房マタギ

スポーツ報知
工房でロッドを作製する岡野店長

 大物を仕留めた時や狙った魚と出合えた時の喜びは、釣り人にとって最高のプレゼントだ。もし、それが自分だけのオリジナルロッドで果たせたなら、きっと感動は大きくなるはず。今回、オリジナルのルアーロッド作りをサポートする「釣り工房マタギ」を紹介する。

 世界に一つしかない、お気に入りのロッドで魚を釣る―。そんな夢をかなえるサポートをするのが、ロッドの完全オーダーメイドとカスタマイズを請け負う「釣り工房マタギ」だ。

 オリジナルのメリットは大きい。例えば「グリップがもう少し太ければ」とか「もう少し先調子の方がいいのに」など、ロッドを使っていくうちに必ずこだわりが出てくるもの。ガイド、グリップ、ブランクなど一つ一つの部品を選んだ完全オーダーメイドなら、満足度の高い一本ができる。

 リールシートやグリップの色を変えるだけでもロッドへの愛着は大きく変わる。「市販のロッドを持ってこられて『この竿が気に入っているんだけど、色を変えてほしい』というお客さんも結構いる」と岡野店長。初めは“着せ替え携帯”ぐらいの軽い気持ちで問題ない。お気に入りの色とデザインでマイロッドを統一すれば、釣りの楽しさが一段と深くなることは間違いない。

 「やっぱりオリジナルなんて敷居が高いのでは…」という心配もご無用。実は通信販売で部品を注文して、自分で組み立てるお客さんが大半だそうだ。岡野店長は「多少、器用なら何とかなる。何が欲しいか、どうしたいかをしっかりイメージすることが大事」と説明。自分で作業をするのが不安なら、製作を依頼すればいい。価格は、完全オーダーメイドでも工賃込みで4万5000~5万円ほどになる場合が多い。

 ガイドやグリップの交換だけでも立派なカスタマイズ。最近はPEラインを使う釣りが多くなったが、古いロッドではどうしてもガイドに絡んでしまう場合がある。「もう古いから」と愛着のあるロッドを手放す前に、相談してはどうだろうか。

 満足度の高いロッドを使えば一層、釣りが楽しくなるはず。自分に合ったお気に入りの一本で、釣果も楽しさもアップを目指そう。

 ◇問い合わせ 「釣り工房マタギ」(TEL06・6790・8989/FAX06・6790・8282)へ。ホームページあり。

 ◇所在 大阪市平野区長吉川辺3の5の18 地下鉄・谷町線「八尾南駅」から徒歩5分。

 ◇営業時間 平日は午前10時~午後9時。日曜は午前10時~午後7時。毎週火曜、第2水曜定休。

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