解禁即21センチ級ズラリ…三重・長瀬太郎生川

スポーツ報知
三重・長瀬太郎生川で釣れた20センチ級アユ。解禁当初から良型が上がっている

 三重・長瀬太郎生川は良質の湖産アユを放流しており、「釣りやすい川」として人気がある。

 今年はアユの数がやや少なめかもしれないが、9日の一般解禁後も21センチ級が続出。14日に出掛けた。

 人気河川だから良い場所に入るため、早朝の午前5時過ぎに横矢橋の「あたらしおとり店」(店主携帯090・5109・6482)に行った。

 オトリを買って、店主から勧められた「板橋上流」へ午前6時に入った。

 人気ポイントだが、まだ人は少なかった。水温15・2度。「まだ早いかな」と思いながらオトリにハナカンを通して流れに入れた。

 心なしか、川の石の色が黒い。瀬肩のヨレや瀬の石裏などにオトリを泳がせてみた。反応なし。次第に釣り人が増えてきた。

 午前7時半過ぎ、ようやく太陽が当たって暖かくなってきた頃だ。穂先がツーッとシモに引かれた。アユが掛かったのだ。竿を立てると、重い。どんどんシモに引かれる。「おいおい、待ってくれ」と慌てながらシモに下がり、ようやく引き抜いた。20センチを超えるような大きなアユが飛んできた。よく肥えてはいるが、胸の紋様(追い星)は小さく一筋。まだ、活性が低いのか。

 それからボツボツと掛かりだした。瀬の中でも黒い石の所ではなく、茶色や赤や小石でも明るい色の所でしか掛からない感じだった。

 どんどん釣り人が増えて身動きがままならなくなった。10尾ほど釣れた時に場所移動を決意。ところが、どこも人がいっぱいで入るところがない。人の少ない場所は釣れないし…。平日でこれだから、休日はどうなるのか。

 夕方、人が少なくなったカミの「片ケ瀬」に入った。午後4時過ぎから掛かり始めて良型を10尾ほど追加。合計釣果はオトリを除いて21尾(16~20・5センチ)だった。釣れたアユは型がよく、ボリュームがあった。

 問い合わせは前記の「あたらしおとり店」、または「長瀬太郎生川漁業協同組合」(木下組合長携帯090・5602・4356)へ。日券3000円、年券9000円(女性5400円)。(報知APG・大西 満)

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