【船上カメラマン】「魚が掛かりましたる時は、すべてのことを忘れまする」江戸川放水路のハゼ

2017年10月19日7時0分  スポーツ報知
  • 江戸川号水路で釣れたハゼ 

 「あんた、これ読みなさい」と、行きつけのバーのママに「大江戸釣客伝」(夢枕獏著、講談社)を手渡された。

 ご自身も釣り人である著者の時代小説。面白かった。主人公の津軽采女(うめね)は将軍・徳川綱吉の側小姓で警護などが務め。忙しい上に、「生類憐(あわ)れみの令」に伴い、釣りには行けない。心の声で「釣りにゆきたいのだ」と叫び、綱吉に「どうじゃ、釣りは、おもしろいか」と問われると、答えに窮するものの「魚が掛かりましたる時は、すべてのことを忘れまする」と返している。

 ハゼがたくさん釣れた。秋深まる江戸川放水路にボートを浮かべ竿を3本セット、2時間釣れ続けた。江戸時代から、これである。釣りはやめられない。(ペン・カメラ 越川亘)

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