【つくばマラソン】伊藤さん&木暮さん、大阪国際切符獲得

2015年11月25日10時35分  スポーツ報知

 ◆報知新聞社後援 第35回つくばマラソン(22日、茨城・筑波大発着42・195キロ=日本陸連公認コース)

 第35回を迎えてフルのコースをワンウェーに、スタートを3段階のウェーブ(時間差)方式に変更。これまで以上に記録が狙いやすくなって、サブスリーやサブフォー、国際女子マラソンの参加資格タイムを目指すランナーたちが全力を尽くした。大会はフルが1万2936人、10キロが2792人と過去最多の計1万5728人が出場した。

 同年齢の仲良しコンビがベストタイムで「大阪キップ」を手にした。

 伊藤雅子さん(46)は3時間10分1秒でゴール。来年1月の大阪国際女子マラソンの参加資格「3時間13分以内」を一気にクリアし、「天気が曇りで風もない。『今日やらないでいつやるんだ』と朝から燃えてました」。5キロのラップを終盤まで22分30秒前後で刻み、「週1回、1キロ4分で4~5本走るスピード練習を続けた。月間走行距離は多くて250キロですが、量より質を重視してきました」と振り返った。

 3時間11分38秒の木暮朗子さん(46)は「記録が伸びてきたから一度は大阪国際に出たかった。やりました」と喜んだ。今年4月、筑波大陸上部コーチの弘山勉(49)、1万メートルなどの長距離で五輪に3大会連続出場した晴美(47)夫妻が指導するエボーリュRCに入会。「2人に体幹やバランスをよくして、いかに効率よく走るかを教えてもらった。体の動きやフォームが向上しました」と、元トップアスリートに感謝した。

 一方、故障や調整がうまくいかず結果を出せなかった人もいる。

 吉田しのぶさん(43)は3時間23分34秒でフィニッシュ。2年前の秋に座骨神経痛を発症し、痛みが消えない中、できる範囲で練習して大会に出場してきた。この日は30キロから失速し「敗因は練習不足。右太ももの裏側がつって、ひどい落ち方でした」。それでも来月の青島太平洋、2月の東京で復活を期す。「ペース走の強度を少しずつ上げていきます。ここ2年、ベスト(3時間15分21秒)を更新していないので、まずはこれを何とかしたい」と目標を掲げた。

 水谷美乃里さん(33)は3時間27分31秒で走り終えた。15日のさいたま国際は3時間35分36秒。2週連続のフルとなったが、5キロのラップは24分台から落ちることはなかった。ただ、狙った記録に遠く及ばず「夏以降の練習量が足りなかった。うまく足が作れませんでした」と潔かった。苦手の上り対策として6、7月はトレイルを3回消化。成績には直結しなかったものの、「練習方法を一から見直して、いつか国際女子に出場したい。楽しみが先に伸びた、と思って頑張ります」と将来に夢を託した。

 ◆国際女子マラソン 日本で開催される女子のトップ選手だけの大会。今月のさいたま国際マラソン・日本代表チャレンジャーの部は、東京国際女子と横浜国際女子の継承レースで参加資格は3時間30分以内。来年1月の大阪国際女子は3時間13分以内、名古屋国際女子が模様替えした3月の名古屋ウィメンズ・エリートの部は3時間以内と、参加資格は大会ごとに毎年、設定される。

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