ASKA容疑者の主治医が破産 負債総額10億円

スポーツ報知

 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者(56)の主治医も務めた平石貴久氏(63)が代表を務める医療法人が、東京地裁から破産開始決定を受けていたことが11日、分かった。

 医療法人「貴生会」は1993年設立。近年、赤字が続き、平石氏が院長を務める都内の「平石銀座メディカルクリニック」も先月で診療を終了。負債額は関連会社を含めて総額10億1773万円に上る。

 平石氏は「ニンニク注射」の発案者で、清原和博氏(46)や室伏広治(39)らトップアスリートのコンディションを担当するスポーツドクターとして知られる。小室哲哉(55)、「X JAPAN」のToshl(48)らアーティストとも親交があり、チャゲアスのライブにも帯同。ASKA容疑者に「安息香酸ナトリウムカフェイン」(アンナカ)を処方していた。

 平石氏はこの日、「ご心配をおかけします。いろいろあってね…」と多くを語らなかったが、顧問弁護士は「破産は前から決まっていたこと。ASKAさんの件は関係ありません」と強調。今後も都内の病院に勤務し、交遊のある有名人らは個人的に診療を続けるという。

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