清原氏、26年前の“跳び蹴り事件”を平沼氏に謝罪

2015年10月11日22時2分  スポーツ報知

 元プロ野球選手の清原和博氏(48)が11日、日本テレビ系「行列のできる法律相談所 あの時は本当にごめんなさいSP」に出演し、“あの事件”の相手・平沼定晴氏(50=元ロッテ投手)に「バットを投げて本当にすみませんでした」と謝罪。平沼氏はこの一件に関して初めてテレビに語った。

 1989年9月23日、西武対ロッテ戦(西武球場)の4回2死一、二塁、打者の西武・清原氏は投手のロッテ・平沼氏から左ヒジに死球を受け激怒、清原はバットを投げつけたところ、バットは平沼の右ひざに当たり、さらに向かってきた平沼に跳び蹴りの暴行をし、清原はプロ入り初の退場処分。30万円の制裁金と2日間の出場処分を受けた。平沼氏も怒りが収まらず、駐車場で清原を待ち伏せしたが、先輩があわてて止めるほどだったという。

 当てられた瞬間「野球選手を忘れて、『あ、バットある』と思った」と振り返った清原氏。翌日謝罪に行ったが、分かち合えなかったという。しかし、その一件から内角を攻めづらくなってしまったという平沼氏は、ある時清原氏がもっと遠慮せずに内角を攻めて欲しいと話していたことを伝え聞く。「内角来てくださいなんて、なかなか言えない」と、その言葉がうれしかったと明かした。

 その後、現役引退した平沼氏は中日の用具担当に。巨人に移籍した清原氏が、試合で対戦する前にあいさつに行くと、いつも「キヨ元気か」と最高の笑顔で返したくれたという。清原氏はこの姿に「本当に救われた」と心境を告白。さらに平沼氏は「これから先、野球界のために力を貸して欲しい。子供に夢を与えて欲しい」と、時代を代表した名バッターにエールを送った。

 仕事の都合で平沼氏はVTR出演となり、直接謝罪とはならなかったが、清原は改めて26年前の騒動を「本当にすみませんでした」と頭を下げた。

 ◆清原 和博(きよはら・かずひろ)1967年8月18日、大阪・岸和田生まれ。48歳。PL高校時代に元巨人・桑田真澄氏とともに春、夏合わせて甲子園に5度出場。1年、3年の夏に優勝を果たした。85年のドラフト会議では入団を熱望していた巨人は桑田を指名。自らは西武に入団となった。その後は巨人、オリックスで活躍。通算本塁打数は史上5位の525本。2008年に現役引退した。

 ◆平沼 定晴(ひらぬま・さだはる)1965年3月27日生まれ。50歳。千葉商大付から、82年ドラフト2位で中日に入団。87年からは9年間、ロッテでプレーした。その後、中日―西武と移籍し、98年に現役を引退。実働15年間で、342試合18勝22敗5セーブの成績を残した。現在は、中日の用具係を務めている。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
芸能
今日のスポーツ報知(東京版)