阿藤快さんに届け!阿部寛、粋なアドリブ披露「なんだかな~」

2015年11月25日5時45分  スポーツ報知

 俳優の阿部寛(51)が主演し、今期の連続ドラマでトップとなる平均17・7%の高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しているTBS系「下町ロケット」(日曜・後9時)の第8話(12月6日)に、14日に死去した阿藤快さん(享年69)の追悼シーンが盛り込まれることが24日、分かった。阿部が第1話で共演した阿藤さんの口癖「なんだかな~」をアドリブで披露。物語の展開上も重要な場面になるという。

 天国へと旅立った先輩に向けて、粋な惜別のメッセージを送った。突然の訃報を受けた直後の撮影。阿部は台本になかった「なんだかな~」をアドリブでセリフに込めた。俳優としての心意気だった。

 阿部が演じる佃製作所の社長・佃航平ら町工場で働く男たちの奮闘ぶりを描く感動物語。阿藤さんが弁護士役で出演した第1話は平均視聴率16・1%を記録し、好スタートを切った。その数週間後の予期せぬ別れ。視聴者の圧倒的な支持を背景に意気揚々と撮影に臨んでいた現場の雰囲気は一変し、悲しみに暮れた阿部は「自分にいま何ができる?」と必死に考えた。

 撮影していたのは、ロケット用バルブの納入について、帝国重工の財前部長(吉川晃司)と交渉する重要な場面。今後の物語展開を左右する場面だからこそ、阿藤さんへの感謝の気持ちを込めた。番組関係者は「阿部さんと(役柄の)佃航平の心情がリンクして感動しますよ」と明かした。

 阿藤さんと共演した数日間を思い返し、訃報の際に阿部は「ショックを隠しきれません。大先輩なのにおちゃめで謙虚で誰にも親しまれた方でした」とのコメントを寄せた。撮影が休みだった20日には、神奈川・小田原市で営まれた通夜に参列。番組関係者は「阿部さんはどうしても阿藤さんに『必ず、ドラマを成功させます』と伝えたかったんだと思います」と心情を思いやった。

 社員一丸で苦難に立ち向かう役柄同様に共演者とのコミュニケーションを大事にするのが阿部のこだわり。万感の思いを込めた「なんだかな~」で、後半に突入したドラマを盛り上げる。

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