16年大河「真田丸」スタート!ド迫力冒頭シーン、日本初ハリウッドのロボット馬

2016年1月11日6時0分  スポーツ報知

 10日にスタートしたNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜・後8時)で、米ハリウッドから導入された「ロボット馬」が使われていたことが10日、分かった。ハリウッドの最新技術を駆使した代物で、使用されるのは日本初。

 主演・堺雅人(42)らの演技に注目が集まった第1回だが、映画・ドラマ関係者が驚いたシーンがある。冒頭、赤備えの軍団を率いた真田信繁(堺)が馬越しにアップとなった場面。これが、現在の日本ではあり得ない映像だったのだ。

 これまでは、日本ではテレビ、映画問わず、馬が走っている瞬間に、乗っている人物のアップを馬と同時に撮ることは不可能に近かった。馬は繊細な性格で、目の前でカメラマンが構えると予期せぬ動きをするため、安全面からNG。馬の首の上にカメラを取り付ければ安全上の問題はなくなるが、馬はぴたっと歩みを止めてしまうという。

 迫力ある映像を撮影したいNHKは昨年、独自ルートでハリウッドの製作会社に依頼。最新のロボット馬をレンタルすることに成功した。精巧な機械の骨組みの上に特殊樹脂で作った馬の表面の皮をかぶせた形で、1体あたりの製作費は数百万円。この会社は生き物を模したロボットを使って撮影する技術「アニマトロニクス」の最大手。過去、馬関連では映画「ラスト サムライ」(03年)、「ローン・レンジャー」(13年)などを手がけている。

 撮影は昨年10月下旬に行われ、堺自身も「これはリアル過ぎますね~」と驚きの声を上げていたという。ハリウッドに留学経験もある屋敷陽太郎プロデューサーは「馬の皮膚の質感、走る速度に合わせた馬体やたてがみの揺れ方などを微妙に再現する技術は、日本では確立されていない。実際に見てリアルさに驚いた」と明かした。今回の導入をきっかけに日本でもロボット馬製作の機運も高まっているといい、「今後は製作会社とも話し合う予定。国産ロボット、ぜひ実現してほしい」と話していた。

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