森下九段の長男“成った”!大地、朝ドラ「あさが来た」出演

2016年1月28日6時0分  スポーツ報知

 将棋の森下卓(たく)九段(49)の長男・森下大地(17)が俳優デビューしていたことが27日、分かった。2014年、ドラマに初出演。今月23日からNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜・前8時)に登場している。一から演技を学び、朝ドラのオーディションを勝ち抜くまでに成長。父は、独り立ちして芝居の道を歩む大地を心から応援している。

 キリッとした目尻に、スラッとした体形。純朴な雰囲気の大地が、23日から朝ドラ「あさが来た」に出演中だ。父親は、羽生善治4冠(45)と幾多の好勝負を繰り広げた名棋士・卓九段。「とても尊敬している」というオヤジとは別の、俳優を目指すことを決めた。

 父は一人息子について「将棋界は才能に恵まれ、その上で努力をする人しか上に行くことができない世界。棋士を目指すことの厳しさを知っているので、子供に将棋を教えることはしませんでした」と振り返る。幼少期に集会所などで囲碁、将棋を覚えた大地だが、父と囲碁はしても、将棋はしなかった。「僕が将棋をやっていると、父が不機嫌になった。(子供心に)やってほしくないな、って何となく分かった。職業にしようとは思わなかったですね。気分転換に、ネット碁は今でもよくやります」

 自分を変えたい―。中学3年の時、両親に内緒で芸能事務所のオーディションに応募し、合格した。友人が俳優の養成所に通っていた影響で、漠然と芸能界に憧れを持っていたが、それ以上に「当時、部活もやっていなかった。何かしたい気持ちが強かった」。俳優の入り口に立ち、「父は『すごいよ、すごいよ』と、めちゃくちゃ喜んでくれました。母は、オーディションを通過すると思っていなかったみたいで驚いていました」。

 演技経験はなく、一からレッスンを積んだ。14年に日テレ系「金田一少年の事件簿N(neo)」でドラマ初出演。演技の基礎練習は今も継続する。努力が実り監督、チーフプロデューサーによる朝ドラのオーディションを突破し、ヒロイン・あさ(波瑠)の姉はつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)の長男・眉山藍之助役に抜てきされた。大きな役をもらったため、卓九段の息子だと公表することにした。

 対局中の冷静沈着な父の姿を知っている。目鼻立ちは母親似と言われるが、父のDNAを継ぎ、撮影現場では大地もポーカーフェース。決して感情を表に出さないが、まだ17歳。「緊張と不安で、大好きなラーメンが食べられない時もあります。表情、所作、方言と動き、全てが課題です」。がむしゃらに演技と向き合っている。

4月から高3受験も仕事も 4月から高校3年生になる。大学受験を控え、二足のわらじはますます忙しくなるが、一手先の夢をはっきりと描く。

 「ずっとお芝居の仕事を続けること。役者としての得意分野を作りたい。そのために何ができるか。食わず嫌いをせずに、いろいろな役に挑戦したい」

 ◆森下 大地(もりした・だいち)1998年4月22日、東京都出身。17歳。小学時代はサッカー、中学時代は陸上部(1年で退部)。2014年日本テレビ系「金田一少年の事件簿N(neo)」で俳優デビュー。15年フジテレビ系「残念な夫。」、同局系「ブスと野獣」に出演。趣味はバイオリン、合気道、テニス、水泳。特技は囲碁、将棋。身長176センチ。血液型B。

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