芸能生活50周年の桂文枝、古典落語のネタおろしへパントマイム特訓

2016年12月2日14時13分  スポーツ報知
  • 入門50周年の落語会に向け、笑顔で会見した桂文枝

 1966年12月1日に入門した落語家の桂文枝(73)が2日、大阪市内で会見し、芸能生活50周年を記念する「半世紀落語会」を、来年3月4日に大阪・なんばグランド花月で開催すると発表した。昨年7月、18年ぶりに古典落語の口演を再開した文枝は今回、新たな古典「愛宕山」に挑戦。所作を的確に表現するため、パントマイムを教わっていると報告した。

 「愛宕山」は2人の太鼓持ちが京都の旦那とともに山登りをする様子を描いたネタで、山登りの足取りや谷底から飛び上がるシーンなど、随所に体全体を使った大きな動きが求められる。文枝はそのため、親交のある春風亭小朝(61)を通じてパントマイマーに“弟子入り”。3か月後のネタおろしに向け、特訓を始めたという。

 文枝にとって「愛宕山」は、師匠の先代・桂文枝さんから入門3、4年目に教わりながら、自分のものにできなかった思い出のネタ。「50年やってこれたのは、師匠が門戸を開いてくれたから。恩返しでやり直したい」と語る一方、「上方落語の中で、愛宕山に勝るサゲはない。私なりの工夫をして、やってみたい」と独自色を加えることにも意欲をにじませた。

 記念落語会には桂歌丸(80)がゲスト出演。文枝は三枝時代の創作ネタ1本と、新たな創作「大・大阪辞典」も上演する。「大・大阪辞典」は、「寒っ」「痛っ」など言葉を短くしがちな特性など、大阪人ならではの「あるある」をおもしろおかしく描くネタだ。「体に気をつけて、1作でも多く、若い落語家ができるようなネタを創っていきたい」と文枝。今年は元演歌歌手との不倫騒動も発覚した一年だったが、あらためて落語への情熱を自覚した様子だった。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
芸能
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ