藤子不二雄A氏「アニメ創生期を支えた人」スネ夫、イヤミ声優の肝付兼太さん偲ぶ会

2017年2月7日7時5分  スポーツ報知
  • 肝付兼太さんとの日々を振り返る(左から)藤子不二雄(A)氏、野沢雅子、松本零士氏

 肺炎のため昨年10月20日に亡くなった人気アニメ「ドラえもん」のスネ夫や「おそ松くん」のイヤミの声などで知られる声優の肝付兼太さん(享年80)を偲(しの)ぶ会が6日、都内のホテルで営まれ、200人を超える漫画家や声優らが出席した。

 会場には、生前に肝付さんが使った「ドラえもん」「銀河鉄道999」の台本が飾られた。発起人のひとりで、献杯のあいさつに立った藤子不二雄(A)氏(82)は、「僕たちは手塚治虫さんの後を追い、この世界に入ったけど、彼もアニメ創生期を支えた人」とたたえた。「オバケのQ太郎」のゴジラ役などでも存在感を発揮。「声が独特で悪のキャラクターでも、肝付さんがやるとチャーミングで魅力的になり感心した」と惜しんだ。

 印象深い「銀河鉄道―」の車掌役。原作者の松本零士氏(79)は「肝付さんのおかげで999は無事に走り続けて、これからもまだ走らせる」と誓った。同作の主人公、星野鉄郎役の野沢雅子は「肝ちゃんは、999じゃない別の列車に乗っちゃったのね」と寂しげにつぶやいた。

 他に声優の山寺宏一(55)、清水マリ(80、「鉄腕アトム」のアトム役)、中尾隆聖(65、「アンパンマン」のばいきんまん役)、関智一(44、現在のスネ夫役)、野村道子(78、しずか役)らが出席した。

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