高橋尚子さんの弟子入り志願に負けた小出監督「女性って怖いね」

2017年2月19日21時17分  スポーツ報知
  • 高橋尚子さん

 シドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子さん(44)が19日放送のテレビ朝日系「人生で大事なことは○○から学んだ」(日曜・後7時58分)に出演し、中距離ランナーからマラソンへ転身した秘話を語った。

 高橋さんは大学卒業後、小出義雄監督(77)から指導を受けたいと思い、当時小出監督が所属するリクルートの合宿へ赴き直談判。最初は受け入れられなかったが、志願し続けた。そのときの様子を小出監督は「諦めるかなって思ってたけど、とにかくしつこいんだから。Qちゃんの最後の言葉が『ご飯だけ食べさせてください』と、『練習を見て強くしてください』だった」と言わせるほどだった。これで自費での合宿参加を許され、小出監督に猛アピール。これに監督は「この子は強くなるってピンっときた」と話した。

 願いが叶いリクルートへの入社が決まった途端に、小出監督がバルセロナ五輪銀メダリストの有森裕子さん(50)の専属コーチになったため、指導を受けることが出来なくなる事に。しかし高橋さんは再び小出監督に指導を懇願。この時の様子を有森さんは「監督に見てももらいたい一心のこだわりは強かった。何かを成し遂げるために一心不乱に出来るところは彼女の強さ」と感心。

 会社に訴えかけるなど、泣きながら頼み込む高橋さんを見て小出監督が「最後は泣いてきました。そのとき『お前も見るよ』ってなだめたんです。女性って怖いね」と指導を了承した。

 この時から監督に「Qちゃんは、マラソンのほうが向いてるよ。マラソンなら世界一になれるよ」と言われた高橋さん。「当時は長くても5000メートルしか走ったことなくって、次の日もマラソンに向いてるよ、マラソンなら世界一になれるよって言われた。365日1年間言われ続けたら、私向いてるのかなって」と当時の心境を語った。マラソンに誘った小出監督には確固たる自信があったといい「足を見れば大体分かるんですよ。くるぶしが上にあって、こうが分厚いのはあんまりいない」と話した。

 高橋さんは、マラソンへの転向を決断に「小出監督が言うのであればって、100%信じてた」と監督の信頼関係があったからと話し、二人三脚で中距離選手からシドニー五輪金メダルまで上り詰めた。

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