“自転車芸人”安田団長「景品」で人生変わった「ご飯がおいしくなる」

2017年2月28日10時0分  スポーツ報知
  • 自宅の「バイク部屋」でポーズを決める安田団長(カメラ・橋口 真)
  • 安田大サーカスの(左から)HIRO、安田団長、クロちゃん
  • 華麗なライドを披露する安田団長

 著名人がロードバイクへの思いを語る新企画「チャリ愛」にお笑いグループ「安田大サーカス」の安田裕己団長(42)が登場し「リニアモーターカーみたいに浮いてる」「仮面ライダーになれそう」「マシン感+プラモデル感」「ご飯の最高の調味料」と熱~いトークを展開した。(取材・構成 桃井 光一)

 十数年前、「関口宏の東京フレンドパーク2」(TBS系)に出演した景品でトレックのロードバイクをもらいました。初めて見る自転車で「サドルが高くて地面に足がつかん。タイヤも細くて家の空気入れも使えん」と思い、近所の自転車屋に行って「ママチャリと交換できませんか」と相談したところ、「これは高くて良いものだから、もったいない」と諭され、そこからバイクまっしぐら。今では「自転車芸人」と呼ばれるほど、人生が変わりましたね。

 そのトレック車に恐る恐る乗ってみたら、坂道もス~ッといく。「このペダルの軽さは何や、リニアモーターカーみたいに浮いてるで」と超衝撃。ツール・ド・フランスの選手が着ている華やかなウェアとヘルメットを身につけるとテンションも上がって、「仮面ライダーになれそうや」と変身願望を満たされました。10段以上の変速機を使うマシン感、サドルの位置を調整したりパンクを修理するプラモデル感とか、男の好きな要素がいっぱい詰まってるんですわ。

 後輩芸人でオジンオズボーンの篠宮暁(34)もバイクに乗り始め、大会で100キロに挑戦する時に付き合いました。後半、しんどそうな彼に、走りながら「これを食べろ」と、どら焼きを手渡したら、甘い物が苦手でアンコは大嫌いだった彼が素直に口に入れ「こんなうまいものがあるんですね」としみじみ。ロードバイクの素晴らしさを聞かれて「風を切る快感」とか言う人がいるけど、それよりもご飯がおいしくなることが一番。最高の“調味料”なんですよ。

 2008年からロードやヒルクライムレースに出場し、現在はトライアスロンが中心。オリンピック・ディスタンス(水泳1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)に始まり、13年8月にはアイアンマン・ディスタンス(水泳3・8キロ、バイク180キロ、ラン42・195キロ)の「アイアンマン・ジャパン北海道」に初出場。最後はヘロヘロ、16時間22分22秒でゴールしました。1238人中、1179位でしたが、感動して涙が止まらんかったなあ。

 15年7月の「温海トライアスロン大会」(山形・鶴岡市)で、バイクで給水所に寄った際に転倒。頭部と顔面を強打してドクターヘリで救急搬送されました。脳しんとうと打撲で済みましたけど、あれは痛恨のミス。実力以上のものを出そうとして冷静な判断ができなかった。それでも、水泳とバイク、ランの3つを一日中楽しめる競技は僕の生きがい。今年も5月の南紀白浜から8月の京都丹後までの4大会にエントリー。安全に心がけてベストを尽くしますよ。

 安田団長の都内の自宅には「バイク部屋」がある。「狭い戸建てなので1階のガレージと玄関が僕のスペース」。大会用のキャノンデールやクオーターのバイク13台、ウェアやヘルメット、修理道具などを収納する。仕事のない日に神奈川・宮ケ瀬や山梨・河口湖方面にライドするが、雨天や時間がない日は部屋の中にあるバイクマシン「パワーマジック」をこいで鍛えているとか。

 ◆安田 裕己(やすだ・ひろみ)1974年4月26日、兵庫・西宮市生まれ。42歳。クロちゃん(40)、HIRO(39)らと2001年、安田大サーカスを結成。2012年にはロードバイクのプロチーム・宇都宮ブリッツェンの下部組織で実業団のブラウ・ブリッツェンの入団試験に合格。大会で使う愛車はキャノンデールの「SUPERSIX HI―MOD Team」など。163センチ、65キロ(大会出場時は60キロ前後まで減量)。血液型A。家族はタレントの安田さち(35)と2女。

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