藤圭子さん「自分の子供は天才だ…」元夫・前川清に生前語っていた一言

2017年3月11日9時11分  スポーツ報知
  • 引退表明した藤圭子さん(左)をねぎらう前夫の前川清(中)と萩本欽一(1979年12月18日撮影)

 歌手の前川清(68)が11日に放送されたTBS系「サワコの朝」(土曜・前7時30分)に出演し、元妻で歌手の故・藤圭子さんとの思い出を語った。

 前川と藤さんは71年に結婚。しかし1年後に離婚した。前川は「隠れて会うのが面倒くさいというのがあった。だったら面倒くさい、一緒になろうか」というのが結婚の動機だったことを明かした。2人の間では「結婚式は挙げないで、籍だけ入れてでいいんじゃないの?」と思っていたというが「テレビ局と事務所とのしがらみで、『そういうの(=挙式・披露宴)をやってくれ』ということで嫌々大きい(ことに)…」なっていったという。

 そして「そこら辺からまずおかしくなりましたね。彼女が描いているものからすると、僕より素朴というか。だけど、なんとなく、派手な結婚式ってなったとき、知らない世界に行って自分たちを見失う…。若さが出たというか」と振り返り「結婚というものの、僕と彼女の想像が違ったんじゃないかな。だからケンカも何もない。どういうわけか、別れた方がいいよねと」となったという。

 前川は「今でも何でだろう…と。下手すると今でも一緒になれるんじゃないだろうか。いま生きていらっしゃったら。僕も結婚していなかったら」と故人への思いを語った。

 そんな藤さんから前川はある日、米ニューヨークに行くと言われた。米国からは一度だけ電話があったという。そのとき告げられたのが「自分の子供は天才だ…」というひと言。藤さんが言った「子ども」とは小さい頃の宇多田ヒカルだった。

 その後、宇多田が鮮烈なデビュー。前川は「そういうこと(=電話での一言)を忘れていて、宇多田さんがデビューして、身震いしたというか。この子だったんだ…」と当時の衝撃を思い返した。さらに「声がそっくりですね。だんだんと(似てきた)。CMの声(がそっくりで)に一瞬『はっ』とCMを見てしまう時がありますもんね。もう同じ声ですよね。そういう血というか、うれしいのと、そういう出来事があったのと照らし合わせてみるといろんなストーリーがあって歌手が生まれて、と感じる」と感慨深げに語った。

 前川はいま、コンサートで年に一度だけ藤さんの曲を歌うという。「歌は残りますけれど命ととも忘れらされるものがある。そういったのに寂しいものがあり、歌だけでも歌っていこう」と話していた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
芸能
今日のスポーツ報知(東京版)
報知ブログ(最新更新分)一覧へ