テレビ朝日のプロレス解説者、桜井康雄さん死去…古舘アナ、小鉄さんと名トリオ

2017年4月11日17時44分  スポーツ報知
  • 昨年10月7日の「昭和の新日本プロレスが蘇る日」(後楽園ホール)に出席した桜井康雄さん(右は新間寿氏)

 テレビ朝日系「ワールドプロレスリング」の解説者として1980年代のプロレスブームを盛り上げた東京スポーツ新聞社元編集局長の桜井康雄さんが10日、神奈川県内の病院で亡くなったことが11日、分かった。80歳だった。通夜は15日午後6時から、告別式は16日午前11時から。いずれも神奈川県厚木市のJAあつぎ第2グリーンホールで営まれる。

 関係者によると、桜井さんは心臓疾患を抱えており、ペースメーカーを入れる手術を行ったが、感染症を引き起こしたという。桜井さんは法大を卒業後、東京スポーツへ入社。プロレス記者として活躍しテレビ朝日が中継した新日本プロレスの解説者としてファンに親しまれた。特に毎週金曜夜8時に中継されていた1970年代後半から80年代の新日本全盛期では、実況の古舘伊知郎アナウンサー、解説者の故・山本小鉄さんとのトリオでお茶の間を沸かせた。

 訃報を聞いた新日本プロレス元営業本部長の新間寿さん(82)は「昭和のプロレスは東京スポーツあってのプロレスだった。桜井さんは東スポを代表して取材していただいて、いろいろな面で協力もしていただいた。テレビ解説も名調子で本当にお世話になりました」と悼んだ。

 新間さんにとって一番の思い出は1976年6月26日に日本武道館で行ったアントニオ猪木とムハマド・アリとの世紀の一戦で「この時、資金繰りで真っ先に東京スポーツへお願いに行ったところ、桜井さんが自分の退職金を担保にして上司とかけあって3000万円を出してくれました。本当に大変な時だったので桜井さんの好意がなければあの試合は実現しなかった。昭和の新日本プロレスを支えた戦友です」と新間さんは話した。告別式で弔辞を読む予定という。

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