女優・ダレノガレ、悲願の映画デビュー「便利屋エレジー」24日公開

2017年6月23日10時0分  スポーツ報知
  • 「フレンドリーな現場でよかった」と撮影を振り返ったダレノガレ明美(カメラ・森田 俊弥)
  • 「便利屋エレジー」の一場面

 モデルでタレントのダレノガレ明美(26)が初出演する映画「便利屋エレジー」(土田準平監督)が24日に公開される。慣れない現場に悪戦苦闘したことを明かしながらも「ケンカのシーンがお気に入り」と手応えをつかんだ。今後も女優業に前向きで「刑務所に入っている超ヤバイ女とか、普通の女優さんがやりたくないような役をやってみたい」と目を輝かせた。

 12年にモデルデビューしてから「いつかはやりたい」と待ち望んでいた映画デビュー。初出演作「便利屋エレジー」では、主演の鈴木貴之(27)、共演の寺井文孝(38)とともに、便利屋の紅一点・鈴木由美子役を演じた。気性と言葉遣いが荒い役どころは、普段のバラエティーで見せる姿と重なる部分もある。

 「役が自分のキャラと合ってないと大変なことになると思っていたので、よかったです。私の場合、キャラクターが既にバラエティーで作られてるから、そのキャラとあまりに違うことをやると『何これ?』って思われちゃう。今回は、ありのままの私、とまではいかないけど楽しくできました」

 撮影は昨年10月、約1週間で撮り終えた。早朝5時に家を出て、深夜まで撮影が続く日もあったという。

 「バラエティーは朝早いっていっても、始まるのは午前11時ぐらい。今回は朝5時? はぁ? みたいな。毎日深夜に終わるので、家に帰ってお風呂に入って、すぐにまた現場に向かう日もありました。でも、みんなに会えるから楽しみだったし、あっという間に終わった感じ。スタッフさんがすごく優しくしてくれて、畑違いの私を受け入れてくれました」

 劇中では、同じく便利屋を演じた寺井とケンカをするシーンが何度もある。

 「ケンカのシーンはお気に入りですね。前に失恋して嫌いな男の子を思い浮かべて、その子とケンカしている気持ちでやってました。普段からケンカ? しないですよ。昔も激しい殴り合いとかはしたことなくて、(女同士で)髪の毛の引っ張り合いとか、胸ぐらつかんでとか、そのぐらいかな。男の人とはケンカしても勝てないし。口撃はしますけどね」

 無事に映画デビューを果たしたが、今後も挑戦したいのは正統派ではなく、クセのある役柄だという。

 「清純派みたいのは、やっぱりキャラじゃないので。普通の女優さんがやりたくないような役をやってみたい。刑務所に入っている超ヤバイ女とか、ヤク中(覚醒剤中毒)の女とか。広瀬すずちゃんが絶対やらないような役をやってみたい」

 モデル、タレント、そして女優と活動の幅を広げているが、あえてこだわりは持たないようにしている。目の前の仕事に全力で取り組むのがモットーだ。

 「女優さんをやりたいってこだわっちゃうと、やれない時に『なんで女優のお仕事がこないんだろう』って考え過ぎちゃう。なので今ある仕事をやりながら、お話がきたらやらせていただくっていうスタンス。その方が毎日ハッピーに生きられると思って」

 マルチな活躍で大忙しの毎日の癒やしとなっているのは、猫の存在だという。

 「物心ついた時から実家に猫がいて、今もマンションで2匹飼ってます。映画撮影の時も毎日『早く帰って抱きしめたいな』って思ってました。もう自分の娘と息子みたい。上の子は私以外の人間が得意じゃなくて、私がいないとダメってぐらいデリケートなんです」

 作品では、恋人に妊娠を知らせずシングルマザーとなった女性と、その子供が父親と再会し、やり直すために、便利屋が奮闘する。

 「お姉ちゃんがシングルマザーで、一人で子供を育てる大変さを目の前で見てました。たまにはストレスを発散してほしいですけど、なかなか難しいですよね。私もいつかは結婚してお子さんを産みたいです、2人ぐらい。でも猫がいるからなぁ。今はまだいいや」

 ◆ダレノガレ明美(あけみ)1990年7月16日、ブラジル生まれ。26歳。父は日本とブラジルのハーフ、母はイタリア人。1歳で来日。12年にモデルデビューし、「JJ」などで活躍。14年1月にNHK BSプレミアム「花咲くあした」で女優デビュー。今年1~3月のテレビ朝日系「奪い愛、冬」で連ドラ初出演。中学時代はソフトボール部で捕手。身長164センチ。血液型B。

 物語的には「讃歌」 

 タイトルはエレジー=哀歌だが、哀(かな)しみはあまり描いていなくて、物語的には「便利屋讃歌」の方がしっくりくる。便利屋って言葉には少し怪しい雰囲気があるけれど、悪い人間が全く出てこない、安心して楽しめる作品。

 あらすじ

 ◆便利屋エレジー それぞれ事情を抱えながら便利屋「ロッキー」で働く山田幸一(鈴木)、鈴木由美子(ダレノガレ)、佐藤努(寺井)の3人。山田は、得意先の託児所に息子を通わせるシングルマザー・知美に、自身が家族を失った過去を重ね、気にかけるようになる。ある日、知美の両親に、息子が連れて行かれてしまう騒動が発生し、何とかしたい山田はついおせっかいをやいてしまうことに…。

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