NOBUが宮崎で再起「今年こそ」紅白

2017年7月17日6時0分  スポーツ報知
  • 故郷・宮崎の海岸で凱旋ライブを行ったNOBU

 12日に4年ぶりの新曲「いま、太陽に向かって咲く花」を発売したシンガー・ソングライターのNOBU(29)が16日、生まれ故郷・宮崎の青島ビーチパークで凱旋ライブを行った。12年に一度デビューしたものの、思うように売り上げが伸びずに14年に契約満了。自ら営業し全国を武者修行した経験で一回り大きく成長し、新たなスタートを切った。現在は九州地区を中心に知名度も急上昇中。宮崎の熱気を肌で感じ「紅白(歌合戦)の花を咲かせたい」と夢を語った。

 どこまでも続くような宮崎の青い海と空に、NOBUの力強い歌声が響いた。「宮崎の空気が本当に大好き。最高の場所で歌えて本当にうれしい」と感無量だ。

 信念を貫き、たどりついた“再デビュー”だ。2012年、「N.O.B.U!!!」名義でユニバーサルミュージックからアルバムデビューするも、売り上げは伸びず、オリコンランキングは最高212位。わずか2年で契約打ち切りになった。その後の3年間はマネジャーもつかず、自ら各地のイベント主催者に売り込み。全国200か所以上のステージに立ったが、観客が2、3人という日もあった。

 「確かに悔しかったけど、でもこの3年の中で、2人なら2人を楽しませよう。来ていただいた方に100%楽しんでもらおうと思うようになりました」とNOBUは振り返る。心を尽くしたパフォーマンスはじわじわと評判を呼び、徐々に観客も増加。今年3月、関係者の目に留まり、同じユニバーサルから再起をかけたデビューへの道が開けた。

 「いま、太陽に―」は、2012年のデビューアルバムに収録された「太陽に向かって咲く花」を、NOBUが尊敬するシンガー・ソングライター佐藤竹善(54)のアレンジでレコーディングし直した。熟慮の末に「誰かじゃないの あなた自身の その花を今咲かせよう」とシンプルな歌詞を付け加えた。「この歌は最初、兄の応援歌として作ったけど、何もなくなったときの自分に対する応援歌でもあった。この歌で、たくさんの人を応援できたら」と話す。

 同曲は7月7日付のUSEN全国J―POPランキングで1位を獲得。オリコンデイリーチャートに初登場18位に食い込んだ。九州各地のラジオ局にはリクエストが殺到するなどじわじわと人気が広がっている。 家族や友人も応援に駆けつける中、年末の紅白歌合戦出場を目標に掲げた。「小6の頃から、近所のおばちゃんに『今年こそ出るから見ちょってよ』と言い続けてきた。今年こそ勝ち取れたら」。南国の風に後押しされ、紅白出場という大輪の花を咲かせることを宣言した。

 ◆NOBU(のぶ)1988年7月3日、宮崎県小林市生まれ。29歳。5歳からピアノを習い始め、05年には兄と組んだバンドで、YAMAHA主催のオーディション九州大会で優勝。18歳でソロに転向し、09年にインディーズデビュー、12年にアルバム「POWER TO THE PEOPLE!!!」でメジャーデビュー。趣味はスケートボード。

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