TOKIO松岡昌宏で23年ぶり復活「遠山の金さん」

2017年8月29日6時0分  スポーツ報知
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 TOKIOの松岡昌宏(40)が9月25日放送のTBS系「ドラマ特別企画 名奉行! 遠山の金四郎」(後8時)で主演を務めることになり、このほど京都市内で収録に参加した。

 中村梅之助さん、杉良太郎(73)、松方弘樹さんら数多くの名優が演じてきたヒーローに、新たな息吹を吹き込む。松岡演じる北町奉行の遠山金四郎は、日本橋を仕切る魚問屋の心中や魚河岸の移転問題など、人々の生活を揺るがす事態に、真相を探ろうと立ち上がる。同局では1994年7月25日以来23年ぶり、他局を含めると10年半ぶりの「金さん」となる。

 不思議な縁を感じている。松岡が16歳の94年に同局の「大忠臣蔵」で松方弘樹さんと大石内蔵助、主税の親子役で共演。初めての時代劇で緊張する中、「俺が16歳の頃はなあ」と、自身の若い頃の話をして和ませてくれた恩人だ。今年1月に松方さんが亡くなった際、時代劇の撮影で京都に滞在しており、東映京都撮影所に残る松方さんの楽屋を訪れて「どうもありがとうございました」と手を合わせてすぐにこのオファーを聞いた。「正直、鳥肌ものでした。僕はそういうのあまり気にしないんですが、引っ張っていただいたのかな」と振り返った。

 この日はクライマックスのお裁きの場面を撮影。金さんの代名詞ともいえる桜吹雪の彫り物は、東京からスタッフが同行し2時間かけて制作。片肌を脱いで桜吹雪が映えるように、上半身を中心に4キロ増量して臨んだ。「『この桜吹雪が目に入らぬか』っていって(体が)モヤシだったら目に入らねえでしょ」と笑いを誘った。

 「ここに気持ちを持ってきていたんで」と、撮影に照準を合わせていた松岡は「この俺が珍しく一日も祇園に出ていない」というほど撮影に集中して臨んだ。地上波での時代劇放送は減ったが「(時代劇を)絶えさせないためにも僕らが頑張らないといけない」と次世代の担い手としてのプライドをのぞかせた。

 ◆北大路欣也ら出演

 金四郎を支える若年寄の樋口出雲守勘解由を、北大路欣也(74)が演じる。松岡とは06年のテレ朝「風林火山」で共演。「松岡さんが、遠山金四郎という時代劇の名作に果敢に挑戦してくれる心意気がすばらしい。若々しくてリズム感があり気持ちのいい金四郎を演じておられます。共演者の皆様と共に、時代劇の魅力を発散させていただきたいと思います」とコメントを寄せた。共演はほかに加藤雅也(54)、稲森いずみ(45)、渡辺麻友(23)、神山智洋(24)ら。

 ◆「遠山の金さん」 「水戸黄門」「必殺仕事人」などと並ぶ名物時代劇の1つで、江戸町奉行・遠山金四郎景元が主人公。テレビ朝日系で70年の中村梅之助(16年死去)を初代に、07年の松平健まで7人が演じた。TBS系では「江戸を斬る」として西郷輝彦(75~77、79~81年)、里見浩太朗(87、94年)が演じて人気となった。

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