元宝塚初!咲妃みゆ「ユニバーサルミュージック」入りへ 10月タンゴCD&ステージで本格始動

2017年9月7日4時30分  スポーツ報知
  • 芸能活動を本格化させる咲妃みゆ(カメラ・頓所 美代子)
  • レコーデングで歌う咲妃

 7月に宝塚歌劇を卒業した雪組元トップ娘役の咲妃みゆ(26)が、「ユニバーサルミュージック」に所属することが6日、分かった。元タカラジェンヌが同社に入るのは初めて。このほど複数のアーティストで構成されるCDアルバム「タンゴのすべて」(10月25日発売)のレコーディングに参加。スポーツ報知のインタビューに応じ、心境を語った。

 卒業から約1か月が過ぎた。在団中は時間に追われ、多忙な日々を送っていたが「自分自身で時間を有効に使える、ということがとても新鮮で」とほほ笑む。

 退団後初ステージは、このCDにちなんだコンサート(10月24、25日東京・めぐろパーシモンホール)に決まった。澄んだ歌声と秀でた演技力は、まずタンゴの世界で生かされることになる。

 豊かな表現力、歌唱力を「ユニバーサル―」は見逃さなかった。高い評価とともに、本人の「芝居を続けたい」と女優業への強い希望も理解した上で、所属が決まった。本人は多くを語らないが、水面下でかなりの争奪戦が繰り広げられていた。

 同社に元タカラジェンヌが入るのは初めてのこと。咲妃は「所属先が決まり、ひとつホッとしました。いろんなチャレンジをさせていただきたい。大変であることは覚悟しています。入社1年目の社員のつもりで取り組みたい」

 実際に入ることが決まったとき、「ユニバーサルミュージックにとってもひとつの挑戦。一緒に頑張っていきましょう」と言われたという。「その時の言葉と笑顔と力強い握手が、私を後押ししてくれています」。近く正式契約する。

 上京の引っ越しも無事に終え、仕事に集中できる環境は整った。第二の人生の始まりに、娘役時代は伸ばしていた髪も短く切った。今回のタンゴでは名曲「灰色の午後」を担当。レコーデングでは、去った恋人への未練を抱えた失意の女性を、宝塚時代とはまた違った新たな表現で歌い上げており、ファンを驚かせそうだ。

 「生のステージとは違い、CDでは表情が分からない分、特にタンゴでは第一声から感情をあらわに曲に乗せることが必要だと知ったり。難しいですが、何よりも歌えるのが楽しい」

 本格始動となるコンサートには真琴つばさ(52)、姿月あさと(47)、水夏希(45)らトップスターだった宝塚OGも出演予定。「ここに参加できるだけでも光栄。でも出させていただく限り、物おじせずに臨みたい」

 まだ20代と若く、華やかな容姿は映像にも向いている。「宝塚のトップ娘役だったことは、私自身の誇りであり財産ですが、いったんはゼロに戻して。新しいお仕事に誠実に向き合い、いっぱい失敗して泣いて、頑張っていこうと思います」。大型の新人女優として今後、ドラマや映画などのオファーが相次ぎそうだ。

 ◆咲妃 みゆ(さきひ・みゆ)1991年3月16日、宮崎県生まれ。26歳。2010年宝塚歌劇団入団。12年新人公演初ヒロイン。14年月組から雪組に。早霧せいなの相手役として同年娘役トップに。「幕末太陽傳」で7月に退団した。身長160cm。特技は短距離走、ボディボード。愛称ゆうみ。

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