【報知映画賞】4作品主演し主演男優賞の菅田将暉「これが感無量ってやつか」

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主演男優賞を受賞した菅田将暉

◆第42回報知映画賞表彰式(20日)

 自身初となる主演男優賞を受賞した菅田将暉(24)は、「トリで24歳の僕が頂いていいのか。正直、実感ないです」と喜びを語った。

 「キセキ―あの日のソビト―」(兼重淳監督)、「帝一の國」(永井聡監督)、「あゝ、荒野」(公開中、岸善幸監督)、「火花」(公開中、板尾創路監督)の4作で主演を務めたが、4本の映画が対象になったのは同賞では史上初となる。「今言えるのは、いろんな人と出会って、たくさんの作品に出会い、面白い作品を作ろうとした結果。これが感無量ってやつかと思います」と、関わったすべての人に感謝した。

 花束贈呈には、「キセキ―」で兄役を演じた松坂桃李(29)が駆けつけた。松坂は、菅田が今年4本の映画のほかにも大河ドラマ、舞台主演も務めた多忙ぶりを明かして「すごい頑張り屋さん。4つの作品でもいろいろな役を駆けめぐり、本当に誇らしく、尊敬しています。兄(役)として、心の底から本当にうれしい」と賛辞を送った。

 ◆菅田 将暉(すだ・まさき)1993年2月21日、大阪府生まれ。24歳。2009年、テレビ朝日系「仮面ライダーW」の主役で俳優デビュー。13年、映画「共喰い」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今年6月にはシングル「見たこともない景色」で歌手デビュー。米津玄師と共演した「灰色と青」がヒット中。17年のNHK大河ドラマ「直虎」に井伊直政役で出演。来年4月、映画「となりの怪物くん」に主演する。身長176センチ。

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