「AbemaTV」が大相撲中継に参戦!初場所から完全生中継 白鵬「目で、耳で、匂いで、楽しんで」

スポーツ報知
AbemaTVでの大相撲中継(C)AbemaTV

 インターネットテレビ局「AbemaTV」は4日、今月14日から始まる大相撲1月場所から11月場所までの全6場所、90日間全ての模様を「AbemaGOLDチャンネル」ならびに「スポーツチャンネル」において、生放送することを発表した。

 場所中、毎朝8時半から夜6時まで9時間半にわたって、「序ノ口」から「結びの一番」までの取組を完全無料で生中継するという、初の試みに挑戦する。

 同局の発表に対し、東横綱・白鵬(32)=宮城野=は「大相撲というのは、1500年近く、長年の歴史と伝統文化がありまして、相撲と神事というのがありますけど、例えばこの綱を絞めているというのは、みなさんがお寺や神社に行くと思うんですけど、そこにはしめ縄がり、そのしめ縄を人間で着けられるのは横綱だけであります。またこの頃は、力士本人が食べ物、稽古の仕方、そしてトレーニングの仕方、そういったものを全て考えてやっており、アスリートになりつつあります。勝負は一瞬ですけど、その一瞬のために、日々稽古を積み重ねてきていますし、その一瞬の勝負だけじゃなく、そこに行司、呼出、床山、そしてしきたり、そういったものを、目で、耳で、匂いで、楽しんでもらえればなと思います」とコメント。

 東横綱・鶴竜(32)=井筒=も「大相撲は、年齢が上の方が見ている印象がありますが、やはり同世代、20代とか30代の方にもっと、見てもらえれば、今もこれからもファンがあっての大相撲ですので、長く続いていくためにも若いファンの方が「AbemaTV」の放送をきっかけに、増えてくれたらと期待しています」とコメントした。

 また、西横綱・稀勢の里(31)=田子ノ浦=も「様々な年代の方に見ていただけるのはとても嬉しいですし、国技の素晴らしさを多くの方々に知ってもらえればと思います。とても期待しています」と喜んだ。

 同局では大相撲を「若い人たちにもっと知ってもらいたい」という思いで中継を実現。「老若男女、誰もが自由に楽しめる」大相撲を目指し、斬新かつダイナミックな映像で取組の様子を伝える。

 また、オリジナルの力士紹介VTRや若い世代のタレント及び女性解説者の起用など、新しい取り組みを積極的う予定だ。

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