YOSHIKI「気持ちの中では7人のX」マツコとX JAPAN語る

スポーツ報知
YOSHIKI

 ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが、9日放送のTBS系「マツコの知らない世界 新春2時間SP」(火曜・後8時57分)に出演。幼なじみのToshIとの秘話や解散。他界したメンバーのHIDE、TAIJIについて語った。

 高校時代に「X」を結成したYOSHIKIとToshi。だが20年前にToshiの洗脳騒動で1997年にバンドを解散した。

 YOSHIKIは、97年大みそかの解散ライブで、ファンの間で“伝説”となっている2人が抱き合う場面に「当時、怒りの方が強かったので、目の前のToshiをぶん殴ってやろうかと思っていたが、でも、目の前に現れたら幼なじみのToshiだったので、体が自然と抱きしめてしまった」と振り返った。

 2人が再会したきっかけは、Toshiから聞いた話と前置きし「洗脳されていたそこのリーダーの人が『X JAPANを再結成しなさい』。そうすることによって自分にもっとお金を貢ぎなさいという話で、僕に連絡を取ってきた」と明かした。

 また、1998年に亡くなったHIDEについて、当時、在住のロサンゼルスから帰国したYOSHIKIは、気丈に対応していたが「ファンが混乱してしまいまして、記者会見を何度も開いて、ファンを励ます立場だった。1か月後くらいにロスに戻って、一人になった瞬間に、完全に僕は壊れてしまった。家から出られない生活になってしまった。それではいけないということで、1曲だけ『X JAPAN』のために曲を書いてみようと、それで書いた曲が『Without You』。それを書いて(Xの)扉を閉めた」と話した。

 マツコは、解散後に曲を書いたことに「書いてから扉を閉めたってことは、YOSHIKIさんも、もう一度って思いはどこかにあったんでしょうね。だからこのタイトルだしね」と話し、2人を再会させる曲になったことに「HIDEさんのキャラクターってものすごい存在だった」としみじみと話した。

 YOSHIKIは「自分の中ではまだ、一緒にやっている気持ちでいる。もちろん、この世には存在しないんですけど、気持ちの中では一緒にやっている。実際の演奏は無かったとしても、HIDEの気持ちは入っていますし、TAIJIというメンバーも、色々ありましたが、彼の気持ちも入っている。気持ちの中では7人のX」とメンバーとの絆を語った。

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