染谷将太「豪華絢爛な感情がうごめいてます」主演映画「空海―KU―KAI―美しき王妃の謎」

スポーツ報知
舞台あいさつに出席した(左から)火野正平、松坂慶子、染谷将太、阿部寛、チャン・ロンロン、チェン・カイコー監督

 俳優の染谷将太(25)が15日、都内で行われた主演映画「空海―KU―KAI―美しき王妃の謎」(2月24日公開、チェン・カイコー監督)のジャパンプレミアに出席した。

 中国・唐の時代に日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海(染谷)が詩人・白楽天(ホアン・シュアン)とともに怪事件を追いながら絶世の美女・楊貴妃(チャン・ロンロン)をめぐる謎に迫る冒険劇。夢枕獏氏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を実写映画化した。

 東京・港区の高野山東京別院での完成報告&ヒット祈願に出席後、ジャパンプレミアに臨んだ染谷は、全編北京語での演技に挑んだ撮影について「全てが大変でした。母国ではないので感情をどう乗せたらいいか。体と心がリンクしないというか」と振り返ったが「でも相方のホアン・シュアンがすごくサポートしてくれて、自分の部屋まで来てセリフを教えてくれたり。助かりました」と感謝。そして「壮大な映画の中に、愛、悲しみ…壮大な感情があります。この世界だけで成立する豪華絢爛な感情がうごめいています。夢のような映画で、皆さんも冒険してほしい」と呼び掛けた。

 楊貴妃に思いを寄せる阿倍仲麻呂役の阿部寛(53)は「どう演じたらいいか分からず、チェン監督に質問しようと思いましたけど、緊張して聞けなかった。でも、それで緊張感を持ってやっていけたので良かったのでは」と回想。他にも火野正平(68)、松坂慶子(65)らが出席した。

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